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四王寺山A (大城山〜大原山)・大野城址  太宰府市/大野城市/宇美町
平成30年(2018)3月2日 晴れ

 大城山山頂部から赤い鳥居へ向かう。毘沙門堂前を右に行けば何処を歩いても問題ない。鳥居からの直進が野外音楽堂へ行く。自然林と檜の混じった道が続く。表面の土が流れたりとやや荒れた感がある斜面を下る。
木製の赤い鳥居  鳥居先の風景 意外にも急斜面の荒れた道


 傍らに円柱の緑色した水道施設らしき場所を過ぎる。右下が明るくなると車道に下り立ち、正面に野外音楽堂が建っている。こちらの車道も一般道と思っていたが、林道扱いで大城林道と名が付いている。
右の傍らに水道施設  道路に出る手前から 道路から野外音楽堂


 林道に出て左に数十メートル行くと入口がある。土塁の上も歩けるが、下が通常のコースになっている。先に行くに連れ土塁上を歩くようになると、前方の視界が開けてくる。右奥には大原山(?)に連なる山並みが見え出す。
 道路からの入口 土塁歩き 土塁歩き


 野外研修場分岐を過ぎるとロープが張られた斜面を下る。斜面を下りきった所の標識に[屯水]とあるが、案内書では音楽堂に出る手前にあったようだが気づかず通過してしまった。
野外研修場分岐  かなりの急斜面でロープあり 斜面を下りきった場所の標識


 百間石垣の最上部が見えだし、登山道は石垣の上を緩やかに下って行く。下から見上げる上部の石垣には感動させられる。石垣見学路が上部まであり、間近に石垣を見られる。
最上部の石垣  下の石垣を大きく 下の石垣

 下部から見上げた風景 上部にある標識 標識辺りから撮ったもの


 車道(四王寺林道)に出て、反対斜面に北石垣への登り口がある。意外に急斜面で始まり登山道の荒れた状態がしばらく続く。
百間石垣から林道に出た場所  北石垣への入口 土留めも崩れている


 緩やかになると左斜面が伐採され、見晴らしが良い。少しの登りで[主城原へ・小石垣へ]標識のある分岐に着く。案内では分岐に着く前に[北石垣]が現れる筈だが、確認出来なかった。案内書と実際が少しずつ違うように思える。
伐採され見晴が良い  平らになり、先が主城原の分岐 主城原へ・小石垣への分岐点


 分岐の数メートル先に[北石垣]の標識があり、左に回りこむように少し下ると、数十メートル前方に石垣が見えた。主城原礎石群は通過する。この辺りに北石垣城門跡があるらしいが確認出来ず。小石垣へは下りになり、急斜面にロープを張り良く整備されている。
北石垣  下り始めの標識 意外に急斜面、ロープあり


 下り終わると沢に木橋が架けられ、正面に小石垣の石垣が見える。手前にある小石垣城門跡も確認出来ず。道は右に回り込み石垣の上に出て正面を登って行く。

沢に架かる橋  橋を越えた場所から小石垣 小石垣の上部


 平坦になると土塁を歩いているのが分かる。松川分岐を過ぎ17番札所を右に分ける。
平坦な風景  土塁の上を歩く 松川の分岐


 広い斜面のやや急な登りになり、緩く右に曲がると正面に開けた場所が見えだす。中心に大木があり根本に大原山(354m)標識と第15番札所(持国天跡?)が祀られている。
大原山手前の登り  山頂風景 大15番札所 持国天跡


 大原山から直ぐに狭い土塁上を歩く。馬のこうね(馬の背とも記載)と名が付いている。馬の背を越えれば第13番札所、第12番札所を通る。大きな岩が目立ち、岩の間に仏像が祀られている。
馬のこうね(馬の背とも記載)  第13番札所 第12番札所


 第11番札所の直ぐ先の右に少し高い場所があり、遠見所と標識がある。上に第10番札所が祀られている。名に違わず眺めが良い。
第11番札所  遠見所からの眺め 東見所にある第10番札所


 第9番札所までは大きな岩が多い。9番札所手前に[鬼の腰掛け]と案内書にあったが気づかず通過。道幅が広く明るくなると、左の木々も無く九州国立博物館の屋根、天満宮駅周辺の市街地が見え出す。案内書を確認せず、近くに水瓶山の分岐があるはずと思っていた。
第9番札所  周囲が明るくなる 九州国立博物館の屋根


 分岐を探している内に、正面がこんもりとした林が見え、中に第7番札所がある分岐に着く。手前に小さい標識があり、[西鉄太宰府駅・1番〜2・3・4番石仏]等が記されている。他に水瓶山への標識の有無を探したが見当たらない。裏側一帯は草地で多くのハイカーが休んでいる。
正面の木の中に7番札所  第7番札所前にある標識 草原の明るい場所


 焼米ヶ原を示す標柱が立っているが、広い一帯のどの辺りが[焼米ヶ原]なのだろうか。先に行くと右に駐車場が見える。結局、水瓶山経由で太宰府駅に戻るのを諦めた。
駐車場方向(南)に向かって  焼米ヶ原の標柱 駐車場の上から焼米ヶ原方向を


 さらに下に大宰府口城門跡があり、城門らしい雰囲気が残っている。帰路は上を走る林道利用と思ったが、城門から下る旧大宰府町道を利用した。案内に他の道より細い破線で記されており、あまり歩かれない様子である。
大宰府口城門跡を内側から  大宰府口城門 外側 下り始めの風景


 深く抉れた所、崩れた箇所も数ヶ所見受けられロープが張ってあり、全体に荒れた状態だ。四王寺林道に出た所に旧大宰府町道の黄色の標識がある。ここまでの荒れた状態を考慮し四王寺林道を下る。
深く抉れた道  崩れた所も多い、ロープあり 旧大宰府町道、車道に出た所


 林道脇には旧大宰府町道への入口が見られが、後で調べると私有地等があり全体は歩けないそうだ。また水瓶山経由は札所の2・3・4番方向へ下れば良かった。住宅地になると水瓶山への標識があり、当初はここに下ってくる予定だった。駅が近くなると道路は渋滞し、駅前に着けば、参道などは朝と違い観光客で賑わっている。
林道に見られる標識  林道に見られる標識 水瓶山への標識がある道


大城山 11:08(0.14)11:22 野外音楽堂 11:23(0.13)11:36 百間石垣 11:59(0.11)12:10 主城原分岐点 12:20(0.08)12:28 小石垣 12:34(0.25)12:59 大原山 13:05(0.19)13:24 焼米ヶ原 13:30(0.21)13:51 四王寺林道出合 13:53(0.35)14:28 大宰府駅

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