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塚越城跡・小代氏館跡   埼玉県坂戸市/東松山市
令和6年(2024)6月25日   晴れ

1.塚越城跡

 西光禅寺(西光寺)さんに駐車させて貰う。境内を出て東北方面に向かう。密生した木が切れている場所から入れる。大分浅いが堀跡のようで、土塁も確認出来る。一部の堀底は墓地になっている。2本の堀は分かるが他は分からない。堀以外の平地はヤブとなって入り込めない。東側にある会社の外縁に土塁を思わせる地形があるが、どうなのか不明。
西光寺山門 正面奥が城跡 木々が切れている

堀跡 土塁 堀跡

土塁 東側の風景 東にある土塁状の高さ 


 城跡に関係ないが西光寺の南西に大宮住吉神社がある。道路の反対には弁天池がある。
住吉神社 住吉神社 道路反対の弁天池


  
2.小代氏館跡

 青蓮寺の北入口に駐車場があり、駐車させて戴く。南の山門から見る高低差は台地の南端を感じさせる。下には幾つかの湧水があり、山門下は「青蓮寺下の湧水
青蓮寺下の湧水 山門 山門から南を


 境内に館跡の遺構らしきものは見当たらないが、弘安四年(1281)銘の板石塔婆が現存する。案内には、小代氏4代・重俊の人徳を慕って、一族が建立した。児玉党の入西資行の次男・遠弘が小代郷に住み、小代氏を名乗る。後に肥後国野原庄の地頭職を任ぜられるが、地頭代に任せ赴かず、文永8年(1271)に一族は移り住んだ、と載っている。
弘安四年銘の板石塔婆 板石塔婆の案内 一風景


 青蓮寺の東隣に御霊神社が祀られている。案内に「正代の祭ばやし」とあり、昔からあった行事かは不明だが、現在のお囃子は昭和6年に出来たと載っている。
境内境の一風景 北門 正代の祭ばやし案内

御霊神社下 鳥居と奥に社殿 社殿前から南を



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