青鳥城跡 散策 埼玉県東松山市石橋
令和5年(2023)2月20日 晴れ 参考地形図 武蔵小川
見学者用駐車場が高速道路側道近くに設けられている。駐車場から西へ向かえば、突き当たりが本郭の北東角になり、前・左右に雄大な堀が現れる。
  
堀沿いを南に行けば、数段の平場があり車道まで下っている。南側は車道・宅地造成などで旧態を想像できない。
  
  
本郭は農地になり、南からの道で大きく変わっているようだ。南は以外は土塁がよく残り、北東と北西の角は高く突き出して、何か建物があってもいい。北西は現在、神社が建っている。
  
  
神社前から東を |
北側の堀・西寄り |
北側の堀・東寄り |
  
本郭北側から西に向かう。堀際は樹木が多いが、堀の法面・底は整備されている。二の郭は農地・果樹(栗)が植わり、郭北側は堀際まで宅地になっている。堀際を西へ行くと、右に環境会社の塀があり、先で下ってホテルの建つ道に出る。道路からは土塁・堀跡が見える。
  
  
道を北に回り込むと土塁・堀があり、二の郭の西になる。堀の終わりを東に行けば、虎口跡が現れる。二の郭内側には板碑遺跡があり、土塁の大きさが分かるが、環境会社側は塀で見えないが、土塁は続いているようだ。
西から・左は環境会社 |
左右の土塁・中央は堀 |
ホテル前・北へ続く土塁 |
  
虎口の堀を見て東にに行くと、折れを伴った堀の箇所が現れる。さらに東には通路が造られ、土塁を分断している。崩れ防止に石で補強しているが、土塁の規模は十分に伝わる。
  
  
高速道路を渡り、斜めの道に入ると、右手に土塁跡と細い堀跡があり、その先は幅も広がり沼になる。弁天沼とあるが、際に虎御石と呼ばれる大きな板碑が目立つ。沼の東はやや高くなり、南端には土塁状の高まりがある。さらに東には宅地で入れないが、道路から三の郭東の堀跡が確認出来る。
二の郭東の土塁・堀跡 |
二の郭東の堀跡 |
池そばの土塁の遺構か |
  
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