源範頼館跡・畠山館跡 散策
令和5年(2023)3月22日 晴れ 参考地形図 三ヶ尻
1.源範頼館跡 埼玉県比企郡吉見町
駐車場は参道と幼稚園の間にある。参道には桜ではなく梅が植えられているが、すでに終わっている。山門右のモクレンが見頃になっている。館跡として県指定の史跡で、本尊の不動明王坐像が県指定の重要文化財、地蔵堂が室町時代で県指定の重要建造物となっている。境内の遺構としては見当たらず、本堂西へ入るが竹藪で断念する。
  
史跡・文化財の碑 |
境内・正面に本堂 |
本堂左奥の景色 |
  
山門左には堀跡があり北側に続く。北は車道であるが、堀を利用した水路かも知れず、西側の堀跡が落ち合う。堀に沿って東に向かえば、境内地の東に沿って堀跡らしき遺構がある。堀の内側を見られず、土塁跡があるのか分からない。
  
  
2.畠山館跡 埼玉県深谷市畠山
畠山重忠の父、秩父庄司重能が現在地に館を構え、畠山を称する。園内には重忠公産湯ノ井戸、建屋内には重忠公を含む6人の五輪塔、椎の木の根元にある自然石が伝畠山庄司重能の墓、重忠公百回忌供養の板石塔場など、公園内に存在する。
公園入口の駐車場から |
畠山重忠公の像 |
公園の一風景 |
  
重忠公産湯の井戸跡 |
重忠公供養の板碑 |
建屋内に五輪塔 |
  
公園入口の西から南にかけて、民家との境辺りに僅かに盛り上がりが見えるが、土塁跡なのだろうか。公園敷地南の民家境は公園よりやや低く、堀だったのかと思わせるが、全て確証はなく想像である。
公園入口から南 |
建屋(五輪塔)背後 |
建屋の南の風景 |
  
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