神山(732.0m)
平成27年(2015)12月8日(火) 参考地図
神山に向かう途中に三波石峡の案内が出ている。何回か通っているが観たことがないので、寄り道をする。三波石は高級な庭石としか知識がない。細い脇道を行くと神流川に降りる階段が幾つか設けられている。記憶が曖昧だが、6番降り口まであったような気がする。1q強走ると広い駐車場に着く。脇に民家が一軒ある。正面には下久保ダムの壁が一部眺められる。
  
民家脇から河原に降りられる。巨岩・奇岩が全体を覆っている。橋が架かっているので、橋から眺めるのがお勧めである。案内板では48個に名前が付けられている。今は天然記念物で採集は禁止され、庭石として採集しなかったら、どのような景観だったのか。群馬側には三波川があり、この地域一帯で産出された数種類の石の総称とあったようだ。
  
神山へ登る前に城峯公園に寄ってみた。駐車場に数台駐まっている中に、なぜかミニパトが混ざっている。駐車場先の売店横から高みに出ると、眼下に下久保ダム(神流湖)が眺められる。そこには管轄内を巡回中の警察官が居り、少し景観を楽しんでいるとのこと。話では6日(日)冬桜祭りは終わり、藤岡市の桜山の祭りも終わっているらしい。冬桜は咲き始めの一分咲き程度に残っているだけだった。以前は11月上旬だったので、もう少し咲いていた気がする。別名10月桜と呼ばれるため遅すぎた。カエデ類も殆ど散って、コナラ・クヌギ類(?)の大木に少し残っているにすぎない。
売店裏の展望台から神流湖 |
残った色づき、奥に神山 |
紅葉も終わりに |
  
  
駐車場入口の目の前に、城峯神社の鳥居が建っている。左脇に「なんじゃもんじゃ:ひとつばたご」の大木が生えている。山頂まで700mと小さな標識があった気がする。鳥居の先は緩やかな登り坂になっている。3分も歩けば二ノ鳥居に着き、奥に社殿が建っている。鳥居を潜った左手に、「お助け
亀石」がある。由来などは分からないが、大きな石の上部に亀甲模様が見える。社殿の見た目は城峯山にある城峯神社と大きさ、古色感(正保二年:1645年に再建)が同じようだ。狛犬も山犬(狼)だ。
城峯神社鳥居 |
鳥居脇のなんじゃもんじゃの木 |
お助け 亀石 |
  
  
社殿右横から山道へ入る。神社周辺は杉林で、登山道もこの中を登る。神社から100m、200mと標識が立っている。200mを過ぎたところで尾根歩きに変わる。右下には神流湖が見え続ける。杉林から神流湖側は自然林に変わっている。尾根に出てからは落ち葉を踏みしめての、雰囲気の良い歩きを楽しめる。
登初めて200m位の登山道 |
尾根上の風景 |
下に神流湖が見え出す |
  
400m辺りで右斜面が崩れたのか、林道の造成なのか不明な場所が現れる。この先がややきつい登りになっている。400mから500m間は尾根のやや下を歩く。500mの標識先に林道があり、右折し道なりに行けば、また尾根に取り付くようになる。600m、700mの標識を過ぎても山頂に着かず、山頂までは100mはあったようだ。
崩れた?林道らしくみえる |
林道に出た所 |
山頂部へ出た辺り |
  
山頂部は伐採されており、特に神流湖側の眺めが良い。山頂奥には奥の院が鎮座している。奥の院先にはアンテナ施設が建っており、そこまで林道が登ってきていた。山頂には神社まで800mの標識が付けられているので、鳥居からでは900m位か。往路を戻る。
登ってきた側から山頂部を |
奥の院 |
山頂から少し先での眺め |
  
神社 11:40(0.36)12:16 山頂 12:40(0.23)13:03 神社
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