大楠山(241.1m)〜畠山(205.0m) 横須賀市/葉山町
平成30年(2018)2月4日 晴れ
逗子駅2番乗り場からバスで前田橋で降車する。前田橋バス停の横道を左折する。 150メートル程で前田川遊歩道入口が現れる。車道を歩いても良いが、遊歩道歩きにする。
前田橋バス停と入口 |
バス停横の標識 |
前田川遊歩道入口 |
  
前田川の右岸、左岸と飛び石で渡りを繰り返す。冬の水辺は少々感動に欠ける。遊歩道終点まで830m標識を過ぎて、一度車道に出て脇の遊歩道を歩き再度川に下りる。途中で遊歩道が通行止め(理由は書いてあったが未読)になり、大楠山ハイキングコースの標識に従い左岸に上がる。
前田川風景 |
前田川は右下、道路沿いを歩く |
大楠山ハイキングコース案内 |
  
川から離れ上に出ると前田川に架かる橋に出る。そこに大楠山ハイキングコースの案内がある。ここからが本格的な山歩きになる。初めは土留めされた階段状の道が続く。
  
階段が無くなりコース入口から30数分でベンチのある平坦地に着く。この辺りから防火用水があり、道幅も広くとってある。登山道脇には箱根竹に似た細い竹(笹)が密生している。登りが緩やかになると前方に白い雨量観測所レーダーの塔が見え出す。
竹の生い茂った道 |
登りきった辺りの風景 |
樹間から雨量観測所が見える |
  
左奥には10本程度の彼岸桜だろうか、数本が一分咲きだった。雨量観測所レーダーの塔横の展望台に登ってみる。
  
展望台からは東に大楠山山頂部、南には自衛隊・武山駐屯地のある小和田湾辺りの海、西は残念ながら富士山は見えなかったが、微かに江ノ島も、北には遠く横浜みなとみらいまで眺められる。大楠山山頂へは先に100m行き、左に入り30m位を登る。
大楠山山頂方面 |
遠くに横浜MM地区が見える |
山頂入口 |
  
大楠山山頂に出た左手には[大楠山ビューハウス]と、横には展望台が建っている。展望台は螺旋階段で登るのだが、最上階は下で数人が歩くと揺れるのが心許ない。雨量観測所レーダーの展望台より高いため眺めは良い。真下には葉山国際カンツリー?楽部、江ノ島方面、横須賀から横浜方面と見渡せる。
ビューハウスと展望台 |
東から眺めた山頂風景 |
雨量観測所レーダーの塔 |
  
  
山頂を下った先で鋭角に曲がり、塚山公園・衣笠山公園に向かう。直ぐにゴルフ場脇を通る。柵はボール除けの屋根付きになっている。柵が終わり直進すると、直ぐ下で阿部倉・塚山公園に向かう分岐がある。
ゴルフ場フェンス沿いに進む |
フェンスが終わった場所の標識 |
阿部倉へ下る標識 |
  
川(沢)が幾筋か出てくるが、水は澄んだ綺麗な流れだ。架かる橋も幾つか現れるが、コンクリート製アーチ型の橋は見たことがない。
下り斜面の風景 |
二つ目の木橋 |
コンクリート製のアーチ橋 |
  
広い道に出て横浜横須賀道路手前の階段に阿部倉温泉への案内表示がある。横横道路を潜れば丁字路になり、右に行けば横須賀しょうぶ園、バス道りに向かい、県道27号線は左に進む。横横道路沿いを離れ道なりに緩やかに登り返し、正面の阿部倉町内会館の左横を進む。分岐点には小さいながら標識があり迷う事は無い。
車道から横横道路を見る |
途中で振り返り、左下から来る |
阿部倉町内会館、左横に進む |
  
緩やかに下りきった先が県道27号線・大楠山登山口交差点。左折し横浜横須賀道路を潜った先に不動橋交差点があり、交差点を渡ったら右に進む。道の両側は住宅地で、やや急な上り坂になっている。
突当が県道で大楠山登山口 |
不動橋交差点を渡った側から |
民家が終わるまで登る |
  
徐々に民家が少なくなり、道が細くなった先に登山口がある。登山口辺りからしばらくは竹林の中を歩く。
  
竹林が終わり自然林に変われば山道らしくなる。登山口から19分で大沢山分岐に着くが、大沢山への斜面はあまり整備されてないように見える。久里浜から房総の山並みまで眺められる。大谷戸橋分岐からは畠山山頂へは100mの登りになる。
  
畠山山頂は東の一部を除いては展望はない。中央に欠けて等級の分かりづらい三角点と、石像(馬頭観音か)がある。東側からは横須賀港周辺の眺めが良い。
山頂風景 |
唯一の山頂標識 |
三角点と石像(馬頭観音とも) |
  
  
100m程下った場所に塚山公園分岐が出てくる。登山道ではアオキの実とヤブツバキの赤が目立つ。
  
樹間から時々乳頭山と思わせるピークが見える。乳頭山500m標識点を過ぎ、200m地点は田浦梅の里(田浦梅林)の分岐を通過する。
乳頭山へ500mの標識部 |
乳頭山へ200mの風景 |
乳頭山へ200m標識 |
  
尾根上の丁字路を右へ100m登る。あまり見かけない階段が設けられている。土壌保護と安全歩行に役立っていそうだ。
  
乳頭山(200m強・202mとも)は根が多く張りだしている。地形図には200mの等高線が記されている。端からは横浜横須賀道路と横須賀港周辺が見える。畠山と同じ山頂標識が掛かっているが、無ければ単なるピークとして通過しそうだ。
  
山頂直下に[FK1・この分岐 要注意]標識がある。手書きの標識には[田浦梅林・港ヶ丘・東逗子]とある。下りの足元は岩が多く露出し、急な場所にはロープが張ってある。[FK2]標識場所は田浦梅林の分岐になる。港ヶ丘・東逗子方面に向かう。
山頂下の分岐 FK1 |
意外と岩斜面が多い |
FK2の標識部 |
  
正面上方に鉄塔[東京南線3・4号線 bR6]が見え出す場所は右に下って行くのだが、標識が直進なのか右に下るのか、やや迷う場所らしい。年配女性グループも立ち止まり迷っていた。鉄塔に向かう道は歩いてきた道の延長に見える。確認しに鉄塔まで行ったが、先に登山道はないため戻り、グループ共々右に下る。しばらくして[FK3]標識場所に着く。グループは直進し田浦駅に向かったが、私は東逗子に向かう。
東京南線3・4号線 bR6 |
FK3標識分岐 |
FK3 標識拡大 |
  
9分で馬頭観音の祀られた場所に着く。この道は桜山・沼間と田浦を結ぶ道だったようで、交通の安全を願って建てたものらしい。乳頭山山頂と同じ手書きの案内が取り付けてある。7分で二子山分岐点に着く。以前二子山を目指したときに、東逗子駅から歩き、ここから二子山へ向かった。
  
沼間分岐場所に[いこいの丘(展望台)]標識があり、10m程戻り加減に高みへ行ってみたが、展望台にしては他の場所の方が勝っている。しばらくして沼間中学校越しに鷹取山を望む場所を通過する。
沼間分岐といこいの丘標識 |
いこいの丘からの展望 |
沼間中学校と鷹取山を望む |
  
沼間分岐を過ぎ杉林の中を進み、民家が見え出せば沼間小学校敷地横に出れば東逗子駅は近い。
東逗子、二子山、沼間分岐 |
途中の杉林 |
沼間小側から登山道入口を |
  
前田橋バス停 9:42(0.34)10:16 ハイキングコース最初のベンチ 10:16(0.32)10:48 山頂手前展望台 11:02(0.04)11:06
大楠山 11:25(0.13)11:38 ゴルフ場フェンス終了 11:42(0.37)12:19 県道27号大楠山登山口 12:19(0.06)12:25
不動橋交差点 12:25(0.09)12:34 畠山登山口 12:34(0.19)12:53 大沢山分岐 12:53(0.10)13:03 畠山
13:21(0.29)13:50 乳頭山下 13:50(0.17)14:07 乳頭山 14:22(0.40 分岐を間違い10分程度ロス)15:02
FK3標識分岐 15:02(0.16)15:18 二子山分岐 15:18(0.12)15:30 きぼうの丘展望台 15:35(0.19)15:54
沼間小 15:54(0.06)16:00 東逗子駅
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