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 那須の散策 参考地形図(1/25,000) 那須岳
 沼原湿原//姥ヶ平
 平成13(2001)年5月5日(土) 晴のち曇

 まず湿原へ行ったが4月1日時の雪は欠けらもなかった。ザゼンソウが湿原入り口辺りに多く咲いている。また中央の木道から西ボッチ側にもまばらだが咲いている。周囲の木はまだ芽吹いていないが、気温のためかやはり11月頃とは明るさが違う。駐車場近道の標識の先からは沢筋には10センチ程度の雪が消え残っている。日の出平分岐との分岐点を過ぎるとやや急になり、登山道が荒れているためなのかロープが続けて2ヶ所取り付けてある。この辺りをから少しの間は振り返れば発電用の池、湿原、奥に鬼ヶ面山、さらに奥には男鹿山塊が眺められる。(駐車場からでも十分に見えるが)道が平坦になり出すと下と同じく沢筋に雪が残っている。周囲はダケカンバの林で木々の間から見える大倉山方面が美しい。


 最高点からやや下り始める場所からは茶臼岳から朝日岳の稜線・隠居倉などが目の前に見え出す。この辺りから沢とは関係なく登山道には途切れ途切れだが20センチほどの雪が消え残っている。牛ヶ首と三斗小屋温泉との分岐点周辺が一番多い。特に三斗小屋温泉に下ってゆく斜面はかなり目立つ。


 姥ヶ平に登りはじめて平坦になると雪はほとんどない。ただ姥ヶ平から池に行く木道あたりは木道の上面がのぞいているに過ぎなかった。石像の前の腰掛けも埋まっている。池も全く水面が見えず湖面は真っ白である。多少残った雪の白にハイマツなどの緑が美しく見える。「姥ヶ平」名のモニュメント?のある平らな場所は全く雪がなく、周囲の斜面に若干残っているくらいであった。本来ならとても歩けないが雪面を辿って北側に行ってみると足下に池が見える。連休のためか行き交う人たちも多く、4・5人のグループ、夫婦、子供連れ、単独とかなり擦れちがう。下りはじめて11時頃にはガスがかかり始めて周囲の山並みが薄れだした。


駐車場に着いて湿原を眺めるとうっすらとガスがかかっている。白笹山の山頂近くもすっかりガスの中となっている。しばらく眺めていたが時々ガスが切れるが、すぐに東からのガスで覆われてしまう。駐車場にはざっと数えて80台の車があり、入れ替わり立ち替わりに出入りしている。これから紅葉のシーズンが終わるまでの土日は騒がしさが続く。

駐車場 6:00(0.08)6:08 湿原 7:02(0.30)7:32日の出平分岐 7:32(1.03)8:35 牛ヶ首分岐 8:35(0.22)8:57 姥ヶ平 1:26(1.14)10:40 牛ヶ首分岐 10:40(0.45)11:25 日の出平分岐 11:25(0.08)11:33 駐車場近道 11:33(0.12)11:45 駐車場


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