トップへ戻る | 一覧へ戻る |
鬼ヶ面山(1271m)三角点なし(三角点は1262.1m地点) 栃木県黒磯市 平成14年(2002)5月5日(日)雨/晴 参考地形図 那須岳 朝9時頃まで雨が降り、風も強くなかなか歩き出せなかった。早めに止んでいれば南月山辺りから歩いてみようかと思っていたが、湿原周辺で終わってしまった。深山湖との案内板に沿って進む。西ボッチの左裾を過ぎ、左右笹の中を行き、先ずは地形図上の1304メートル地点へ登る。1304メートル地点の手前で振り返ると大倉山方面・白笹山・下には貯水池などが見渡せる。また階段状に整備された道の脇には、ちょっと育ちすぎたフキノトウが多く見受けられた。ここからは尾根歩きとなり、木々がやっと芽吹き始めたばかりである。鉄骨で組んだ足場が取り付けられている場所を過ぎる辺りから、下にはカタクリが見頃を向かえていた。普段人のあまり通らないコースなためか、カタクリのかたまりが間隔を置いて何ヶ所も見受けられた。5月中旬に1度来ているが、全く気がつかなっかったし、時期が合ってなかったようだ。猿も数頭周囲の木に座り休んでいる。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() カタクリを撮っているとご夫婦が歩いてきた。私の後ろ姿が見えたので深山湖へでもと足を延ばしたとのこと。深山湖へ行き、帰ってくると時間が掛かると話をするうち、鬼ヶ面山の三角点まで同行することになった。地形図の1271メートル地点を過ぎ、関係者以外進入禁止の巡視路へ失礼して踏み込んだ。笹がすっかり生い茂り歩きづらくなっていた。三角点に登る斜面もやはり笹が生い茂る。三角点の周囲だけは観測用の白板が3枚きれいに設置されている。1枚の板には「H14.6.8?までは・・・」と書いてある。ご夫婦はここで若干の休憩後戻っていった。私は腹ごしらえをして先の塩沢山へ行ってみようかと、深山湖への分岐点へ向かう。いざ塩沢山への尾根筋へと思ったが、もちろん道があるわけがなく、笹が多くちゅうちょしてしまった。結局行くのはやめてUターンしてしまった。これではあと何年かかっても行けそうもない。戻る道筋の足下はカタクリが花弁を折り曲げ開いている。往路ではまだ単に下向きに閉じた格好だったのだが、時間とともに変化していた。 ![]() ![]() 湿原 9:10(0.21)9:31 1304ピーク 9:33(0.25)9:58 三角点 10:20(0.25)10:45 1304ピーク10:45 (0.15)11:00 湿原 |
一覧へ戻る |