トップへ戻る 一覧へ戻る

 鬼ヶ面山(1271m)三角点なし(三角点は1262.1m地点)  栃木県黒磯市
 平成12年(2000)11月24日(金)晴   参考地形図 那須岳

 前回は湿原の手前1キロ下った辺りにある作業道(入口は閉まっている)を使って鬼ヶ面山へ行った。そのときに塩沢山は行かなかったので、今回は湿原から鬼ヶ面山経由で行ってみることにした。湿原脇を通り抜け西ボッチの左斜面に向かう。貯水池の金網が終わる辺りからやや左に道が折れる。10月の時とは違い、下草などもすっかり枯れてしまった。緑と言えば笹くらいなものである。すぐに深山湖との案内板があらわれ左へと進む。直進は最後まで行ったことがないが、西ボッチの左斜面に沿った道に行っている。先ずは地形図上の1304メートル地点へ登るのだが、まっすぐに尾根に登らずやや左下を進み笹原のちょっとした平坦地へ出る。1304メートル地点へは右に折れる。また笹がほとんど隠していたが左へ行く踏み跡があり、少しばかり行ってみたら貯水池のフェンス沿いに建っている大きなアンテナ施設の前に出た。周囲の踏み跡は薄いものの施設に通うための道がある。

 引き返し1304メートル地点へ向かう。ピークの手前で振り返ると大倉山方面・白笹山・下には貯水池などが見渡せる。ここからは尾根歩きとなり、木々がまるっきり葉を落として眺めもよく、明るい雰囲気で歩ける。左斜面は以外に急だが、右斜面はさらに急で思わず一気に深山湖へ落ち込んでいるのではないかと思わせられる。場所によってはロープが張ってあったり、鉄骨で組んだ足場が取り付けられていた。ほぼ平坦な道を行き、次のピークで南西方面に進む。進むと言ってもしっかりしたハイキングコースなため何の問題もないが。先に見えるピークが地形図上の(1271メートル)鬼ヶ面山と思える。以前は反対側からさんざん山頂を探したのだが、こちらからだと目の前のピークへ行けば分かるはずだと安易に思っていた。以前の記憶があまりなく実際に着いてみたら、道はほとんど尾根上に付いていた。先行者の何か目印がないかと笹藪の中へやっと踏み込んだが、なにも見あたらない。地形図でみても三角点のある場所からすこし北に寄ったところが1271メートルなのだが。先へ行くうちに目の前に三角点のあるピークが見えてしまった。


 とりあえず三角点で休憩する事にした。すぐに直進深山湖方面との案内板があり、右への道は関係者以外進入禁止となっている。以前に進入禁止とあったか覚えていないが、進入しないと三角点に行けないので入る。少し下り、先へ行くと見覚えのある鉄骨の足場が見えた。そこを登ると三角点だが、1年半前とは比べようがなく、笹がすっかり伸びていて狭く感じられた。ここから見て気が付いたが、西ボッチの山頂西にアンテナらしきものが建っている。前にもあったような気もするし、なかったような気もする。本来塩沢山まで足をのばすはずだったが、またの機会にして湿原に引き返すことにした。諦めが早い。帰りも1271メートルと思える場所を数回行き来したが分からず、ハイキングコース自体が尾根にあるため(若干違うところもあったが)個人的には足で踏んだことにした。人によっては三角点のピークを山頂としている場合もある。


湿原 9:58(0.29)10:47 1304ピーク 10:50(0.26)11:16 三角点 11:40(0.25)12:05 1304ピーク 12:05 (0.14)13:19 湿原


一覧へ戻る