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地蔵岳(1483 m) 三角点なし 鹿沼市/上都賀郡足尾町 夕日岳(1526.1 m)二等三角点 鹿沼市 平成12年(2000)4月7日(日)曇り 参考地形図 日光南部 昨年の5月5日に登ったが夕日岳近辺のヤシオツツジには少々早かった。今年は2日遅らせ、また若干暖かいこともあり時季的にはちょうど良いのでは、と思いつつ昨年同様古峰神社の裏手から林道にはいる。(詳細は地蔵岳・薬師岳のページを参照) 林道の周囲は昨年と比較して木々の芽吹きが幾日か遅いように思える。道ばたのツツジもやっと蕾が膨らんだ程度だった。去年は何輪かは咲いていたのだが。滝まで来ると今年は水が少ない。ただし咲いてなかったアカヤシオが滝の上部に咲いていた。これは夕日岳あたりはさぞ見応えがあるだろうと、勝手に想像しながら滝の上部まで登ってみた。ヤシオツツジの木は大きいものではないが、3株ほどが見頃だったので写真を数枚撮った。ハガダテ平に出ると今日は霞んで木の間から見える男体山はうっすらとしか眺められない。崩れた斜面からカラマツ林の中をジグザグに登っていくと足尾あたりの山並みの1000メートル位まで南あるいは東からガスが上がってきている。今日は崩れると言っていたが午前中一杯もってくれるだろうか少々心配だ。地蔵岳山頂近くでも昨年は南斜面のカラ松はやっと葉の出かかった感じだったが今年はやや遅い。高さで言えば10メートルほど東に寄った場所の方に今年は手書きの山頂標識が掛かっていた。ただ空き缶を木の枝に付けていく奴の気が知れない。こんな奴に限って自宅前の道路にゴミを落とそうものならエライ剣幕で怒鳴り散らすだろう。 ![]() ![]() 明るい尾根を歩き20分弱で夕日岳の分岐(三ツ目と標識にあり)点に着く。ここまで来て驚いた。ヤシオツツジは全く咲いてない。一輪もである。細尾峠側から来た6人ほどのグループに聞くと、峠に降りる辺りは良かったと言っていた。どちらにしても夕日岳あたりは10日はゆうに早かった。私は薬師岳には行かず夕日岳に向かう。山頂からは霞んだ男体山・女峰山・白根山がうっすら眺められる。山頂で軽い食事をしていると埼玉の岩槻からの夫婦がきて、その後に分岐であったグループ(群馬の桐生からの人達)も地蔵岳から帰ってきた。みんなの写真を撮ったりしながら山談議に花が咲いていた。 ![]() ![]() 下ってくる途中に気が付いたのだが、岩の苔・倒木の苔にも新緑(と言うか?)の季節があるらしい。いままで気にも留めなかった暗い感じの苔が、黄緑の明るい色をしていた。木々の大きいものだけに目が向いていたが、足下を意識して見ると以外に見るものがある。 林道入口 5:56(0.34)6:30 林道終点 6:32(0.18)6:50 滝 7:11(0.15)7:26 最後の砂防ダム 7:26(0.29)7:55 ハガダテ平 8:15(0.38)8:52 地蔵岳 9:05(0.17)9:19 夕日岳分岐9:29(0.19)9:48夕日岳 10:58(0.16)11:14 夕日岳分岐 11:14(0.12)11:26 地蔵岳11:29(0.18)11:47 ハガダテ平 11:47(0.27)12:14 滝 12:14(0.11)12:25 林道終点 12:25(0.27)13:02 林道入口 |
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