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小倉山・高平山・糠塚山 参考地形図(1/25,000)日光北部・今市・宇都宮西部 平成7年(1995)12月10日(日) 晴れ その1:小倉山(754 m) 三角点なし 日光市 用事が有って日光に行ったため登っておこうかと思い付いた山である。取り付き点が分らなかった為一番近そうな小倉山キャンプ場へ向かってみた。途中右にはアイスアリーナ(?)と有ったような気がするが、大きなスポーツ施設がある。途中で舗装の道路が無くなり林道と思える道になると、100b先に国民宿舎小倉山山荘が建っている。前を通り過ぎ100b行くと何百坪もある水道施設付きキャンプ場に出た。此が小倉山キャンプ場かと思える。更に奥へと続く道を進むとこれも100b程でゲートが降ろされている。「先へ入った者は告訴します 地主」と書いてありこの辺りは個人の所有地になっているのか。仕方なく何百坪もある広場へ駐車し、ゲートの先へ行って良いものなのか2分間位考えたが結局行ってみる事にした。 ![]() 広場 9:53(0.10)10:03 尾根取り付き 10:03(0.07)10:10 山頂 10:12(0.09)10:21広場 その2:高平山(830.2 m) 3等三角点 今市市 日光街道から日光インターチェンジに向かい手前の信号を右折する。要するに鹿沼・日光線である。直ぐに登りに掛かり有料道路の上を通る。登り切る手前から眺める女峰山、赤薙山が雪を被って美しい。この道路は部分的に雪が消えず凍っていて危険である。最高点を過ぎ下ると沢にぶつかるが一般道は左に急カーブし小来川に向かう。私は林道に入るため直進し沢に掛かる橋を渡る。渡ると左に直角に曲り沢に沿って進む。数百メートル行くと二股になり右の方は福田組作業所と看板が有り、高平山へは左の林道へ入る。しかしスチールワイヤーで遮断がされて進入できない。仕方なく端に車を寄せて歩き出す。 平成2年の地形図では1q強で左折し高平山の西側に向かうように載っている。この辺りの林道は日陰になり雪が残っている。1q強で確かに道は左に急カーブをしていたが、直進の林道が踏み跡程度であり少し心配になった。それでも大きな林道に進んだ方が無難なので行くと500b位で林道の終点であった。地形図を確認した時点では林道の終わりから東に登れば山頂の少し南辺りに登れそうだったが、正面は谷間になっており両斜面はかなり急勾配である。山へ入る登山者は殆ど居ない山だし、また雪が積って踏み跡を探しても全く分らない。 東に向かえば一番良いとは思うのだが、桧の植林地で急勾配に加え枝がうるさそうだった為右の斜面に取り付き、右の尾根筋を登って南から山頂を目指そうとした。これが失敗のもとで完全に遠回りになってしまった。木が多いとまではいかないが薮漕ぎである。途中では女峰山、赤薙山が良く見えて思わず写真を数枚撮ってしまった。斜面からやっと尾根筋に出たら微かに踏み跡らしきものが通っている。息を切らしてピークに着くと北に山頂が見える。このピークは山頂の南、1ツ手前である。南北の尾根を北に向かうと薮を切った形跡が有り、登山者が切ったのか、作業道の為に切ったのかはっきりしない。ただ切り株(太い、細いも含めて)が靴に引っ掛かり歩きづらい。一登りで山頂である。 山頂は完全に薮の中の様であり、木の間から鹿沼辺りが少し見えるだけで葉が付いていれば全く何も見えないだろう。三角点の横の木に字の消えかかった標識が木に括り付けてある。食事をして下りに掛かる。先程のピークとの鞍部まで行かない内に右に下る踏み跡が見えた。確かに此から下れれば林道終点には最短に思えるが、少し心配でもある。しかし時間は十分にあるので下ってみる事にした。道は人の幅でかすかに踏み跡が分る程度だが枝打ちがしてあって体には引っ掛かる事はない。ジグザグに道が下って下りてみれば林道の終点であり、登りで迷っていた場所であった。もう少し左斜面を探していれば見つけられた(かどうか)と思う。 ![]() ![]() ![]() ゲート 11:10(0.22)11:32 林道終点 11:32(0.36)12:08 山頂 12:25(0.16)12:41 林道終点 12:41(0.17)12:58 ゲート その3:糠塚山(180 m) 三角点なし 鹿沼市 ![]() |
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