三峰山(485.2m)三等三角点 鹿沼市/上都賀郡粟野町
平成7年(1995)4月1日(土)晴/曇 参考地形図 鹿沼
栃木の山207、あるいは栃木の山120には粟野町の口粟野を過ぎた中粟野から紹介されているが、反対からの方が簡単と思えたため、手前から上久我・都賀・栃木線に入り上南摩地区に向かった。途中には至る所に[南摩ダム建設反対]と看板が立っている。横を流れている南摩川に建設するのだろうが規模の小さな物なのだろう。7q程走ると栗沢地区になり南摩川が右に流れるようになるが、左に変ると行き過ぎである。要は川が右に変った200〜300bの間である。栗沢のバス停を過ぎると民家が途切れた場所に左に入る道がある。入って50bは家が有って舗装もされているが後は林道らしくガタガタな道となってしまう。
道は整備されてなく両側からの木で車を擦る。林道終点は広くなっており5台位なら駐車できる。平成元年の地形図には登山ルートが山頂に向かって記入されているが見つからない。適当に方向を決めて支稜を登り始める。杉と桧の植林地になってはいたが、山自体は良く手入れをしてある。一度緩やかになると細い尾根筋になって自然林に変るが直ぐに杉と桧になる。この細い部分だけは以前に人が入った形跡が見られた。登り切ると左奥にピークが見える。「山頂はあれだ」と一度下り登り返す。この辺りでは踏み跡がある。
確かにここが山頂であった。標識も掛かっているが三角点が見つからない。東に見えるピークにもしかしてと思い向かうが、痩せた場所を一度下がり登り返さなければならない。鞍部には1bの高さの木が2本根元から抜かれ倒れていた。こんな山で根のしっかりした木を根元から引き抜くのは余程大形の動物が生息してるのか、不思議な光景を見た。東のピークは手前の山頂より広く眺めも良い。だだし北から東側位であったが、二股山、岩山等が手に取るように見える。三角点もしっかり埋まっている。ここで見ると山頂の方が三角点のあるこちらより10bは高そうである。
下山は来た道を戻ったが最初に出たピークは山頂の北に位置するピークであった。地形図に載っているルートは林道終点よりかなり手前にあるのか全く気が付かなかった。
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