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 二股山(569.6 m)三等三角点   栃木県鹿沼市
 平成10年(1998)4月19日(日) 曇/晴  参考地形図 鹿沼


 三年前の二月に一度来ている。古峰ヶ原からの帰り道のついでに登っておくことにした。本ではツツジ類が多く素晴らしいように記載してあるので、この時期に登ることがどのくらいのものなのか判断したい。前と同じく北側より登る。私の場合南からは1度も登ってない。前回「墓地の一区画が広くなっていたので駐車できるが、更に進むと道が山の中に行くのかと思う辺りで終わりになる。終点は車を5〜6台なら置ける。」と書いたが、来てみると林道はさらに奥へ延びていた。先まで行ってみようとしたが、方向違いになってはと同じ場所からとした。「登るような場所を探すと水はないが沢に沿って踏み跡が有った。作業用の道だろうが上に続いていそうなので其処から登ることにした。20〜30bは踏み跡は有ったが徐々に無くなり、また石の上が滑って歩きにくくなった。仕方なく右手のお尾根によじ登ったが急なため足がなかなか進まない。」これも前の文だが道が出来ている為沢状の場所は不明瞭だが、尾根にはすぐ取り付ける。

 登り初めて一度緩やかになり細い尾根筋になった場所から右下に林道が見えた。林道は真下で止まっているが、一気にここまで登れば少しは時間の短縮になるか。途中には大きな岩が幾つも現れるが、その中に一際大きく高さ5,6bのものもある。岩の上には山桜が咲いている。幹の直径は30aくらいありそうだが、根は岩の割れ目に食い込んでいてたくましく育っている。この岩だけは横を抜けて通過しなければならない。ここから数十bを登り切ると前に電柱が見え出す。電柱からは緩やかになる。以前は電柱の周囲は踏み跡位しか無かったと思うが、今回は電柱に沿って周りの木が切られていた。10分ほどでNHKの送信所(鹿沼テレビ中継所)の建物に着く。北峰には切り立った所に祠が祭ってあり、祠の左にはツツジが咲いていた。ただいくら見てもツツジ類が多いとは思えないが、先の南峰には多いのかと思った。急な下りと登り部分では散って落ちた花が多く、ヤシオツツジと思うがこれは遅かったようである。 


 山頂部は確かに他の所とは違いツツジ類が多い。しかし種類が分からないが花がクリーム色で葉がどちらかと言うとシャクナゲに近い葉であるものは、半分ほど散っていた。これから咲こうとしているのは、蕾の色が濃い赤紫で花はやや薄い紫のツツジのようである。(せめて植物の名前は覚えておこうか)しかし全体的には時期が悪いのかツツジは少ないと思われる。


駐車 13:10(0.43)13:53電柱尾根 13:53(0.10)14:03 北峰 14:12(0.08)14:20 南峰
南峰 14:58(0.07)15:05 北峰 15:16(0.21)15:37 駐車

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