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高川山(975.6m) 三等三角点  山梨県大月市/都留市
平成28年(2016)11月16日  曇/晴

 初狩駅前の右手にある郵便局脇を右折すると、先に中央線高架下へ向かうトンネルが見える。中央線を潜り、左折する。先の川(自徳寺橋)を越し左折をすると、自徳寺霊園横を通り山林へと向かう。振り返れば駅周辺、笹子駅から紹介される鶴ヶ鳥屋山が見える。
初狩駅 左の自徳治方向へ 自徳寺を過ぎた先から


 簡易舗装された林道の周囲は植林されている。舗装が終わる頃には落葉樹の色づきが混じってくる。しばらくして右にトイレが設けられている場所に着く。ここで6人の熟年ハイカーに出会う。
植林地の中の道 林道の風景 トイレのある広場


 トイレから数分で沢コース(標識は玉子石ルート)との分岐になり、男坂・女坂コースは左斜面を登り、本格的な山道になる。採石場との境表示が続き、[発破作業中につき、立ち入り禁止・石材会社名]の表示が懸かっている。女坂を右に分け直進する。根が露出しているが、階段状に比べれば歩きやすい。
沢コースとの分岐店 女坂分岐、直登が男坂 採石場の境の柵か?


 自然林が多くなり黄色に色づき、周囲が明るく感じられるが、赤い楓が少ない。一部で樹間から見晴らしがあるが、変化の少ない道を行く内に女坂が合流してくる。ここまでに下で合った6人に追い抜かれている。
男坂上部の色づき 見晴らしの良い場所も 女坂の合流点


 山頂が近くなると周囲に笹が多くなる。その笹も少なくなり前が明るくなると岩が目立つ山頂に出る。
女坂の合流点 標識 笹が多くなった山頂手前 山頂真下の眺め


 山頂には10人程休憩している。360度の展望と記されているだけあり、良い眺めがえられる。しかし高い雲が多く、富士山は見えず、ハイカーは口々に残念がっている。上部が欠けた三角点は多く見たが、三角点が横になっているのは初めて。九鬼山下を出てくるリニア実験線が眼下に見える。大月側へは急な下りが始まる。
登った側からの山頂 倒れている三角点 富士山が見えるはずだった

山頂から都留方向 リニア実験線が見える 山頂からの下り初め風景


 下ってすぐの右に狼煙台跡の表示があるが、何の変哲もない尾根にあり、狼煙台なら高い山頂で良いのではと思うが、下の尾根筋の方が他の狼煙台に良く見えるのか。明るい尾根歩きが続く。意外に早く古宿地区経由禾生駅への分岐に着く。
狼煙台跡 禾生駅への分岐 禾生駅への分岐標識


 禾生駅を右に分けて更に尾根を進むと、岩の多い斜面になる。下るにつれ岩が少なくなるが思いの外歩きづらい。
岩場の多い登山道 途中での山頂部 下りの風景


 振り返れば山頂部と思う高みが見え出す。岩の急坂と緩やかとが数回現れる。九鬼山と下にリニア実験線が見える場所もある。時々ゴーと聞こえてくるので、走行しているらしい。むすび山経由で大月駅へ下る分岐になり、大月は数メートル直進し左に下る。
九鬼山 大月駅と田野倉駅の分岐 分岐標識


 田野倉駅は尾根筋を外れ右に下って行く。辺りには季節感の合わないツツジと菊の仲間が数株咲いている。馬頭観音が祀られた場所を通過する。ここも右下にリニア実験線が見える。周囲は植林地に変わってくる。前方に弁慶岩が現れ、案内には[弁慶岩(べんけいいし)]とルビがふってある。
馬頭観音 下にリニア実験線 植林地に変わる

菊の仲間 狂い咲き?、レンゲツツジ 弁慶岩(べんけいいし)


 左に下り傍らには数株のリンドウが咲いている。道は深く抉れた場所が目立つようになる。暗い植林地から林道に下り立つ。
リンドウ 深く抉れた登山道 林道合流点


 更に行けば九鬼山と高速道路が見えだし、潜り直進すると右に稲村社が建っている丁字路になる。左折し振り向けばリニア実験線の見学センターが見える。桂川両岸の紅葉が見頃になっている。小さな標識に従って行けば、国道139号を越えて田野倉駅に着く。
林道から降り口を 高速を潜る、正面は九鬼山 稲村社

稲村社 正面鳥居 桂川の橋上から九鬼山 田野倉駅


初狩駅 9:33(0.26)9:59 沢コース分岐 10:01(0.19)10:20 女坂分岐 10:22(0.32)10:54 女坂合流 10:54(0.23)11:17 山頂 11:58(0.50)12:48 大月・田野倉分岐 13:02(0.23)13:25 林道合流 13:25(0.23)13:48 田野倉駅 

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