御前山[四方津御前山](461.0m) 三等三角点 上野原市
平成31年(2019)4月12日 曇り
周辺に幾つかある御前山の一つ。四方津駅の北の高台にあるベッドタウン[コモアしおつ]を目指す。改札を出て右斜めにあるコモアブリッジを利用させてもらう。コモアブリッジは後から住民用に造られた昇降施設と載っている。エスカレーターと2基のエレベーターがあり、時間的に1基のエレベーターが稼働中。垂直ではなく斜めのエレベーターで4分で上に着く。
中央がコモアブリッジ |
エレベーター内部から |
エレベーター乗降口 |
  
昇降施設を出るとスーパーのコモアプラザ店があり、直進すれば広い車道になり右折する。正面に御前山が見える。車道は大きく湾曲するが道なりに行くと、歩道橋辺りから下り気味になり、200メートル程で左に大きな料理店が見え出す。
スーパー前の車道 |
歩道橋先から下る |
料理店脇を入る |
  
店脇を山側に入るのだが、道路入口に上野原市作成の標識が付けられている。奥にガス会社の営業所があり、道は行き止まりで右の斜面に鉄階段が設けられている。斜面に設置された鉄階段(梯子かも)を登れば右が山道になる。
  
直ぐにやや抉れた道になるが、長くはない。[巡視路・獅子岩竪坑]標識の先からやや登りがきつくなるが、わずかで西斜面を巻く道になり緩やかになる。山中の木々は完全な新緑にはまだ早いが、薄い黄緑が目に優しい。左奥に樹間から水道施設のタンクらしき物が見える。
  
コモアしおつの東にある公園辺りからの尾根に合流する。左折し尾根を入れば四方津側の眺めが良いらしく、先のピークを他者の記録では西御前と呼んでいる。山頂へは右折し斜面を登るが、僅かで緩やかになり北斜面を巻いて進む。途中ヤマブキの黄色が目立っている。
  
巻き道が南に向かうようになると、土留め兼用の階段が現れる。正確ではないが北東から南西に向かって登っている。登った先で鋭角に曲がり、東に向かって緩やかに登る。江戸時代より前に烽火台があったようで、幾段かの小さな平地が見られるが、遺構なのかどうか。山頂は南側が開け眺めが良い。中央に四等三角点、数本の山桜が咲いている。
  
山頂を東へ数メートル下り登り返せば、100メートルほどでアンテナの建っている東端に出る。下った場所は堀切なのか自然地形なのか不明。ヤマツツジには早く蕾だった。
  
東側には小さな祠が建っている。アンテナ施設からは高畑山から鶴島御前山、相模湖の一部が眺められる。北東側は南と比べ眺めは良くないが、能岳か鷹取山、奥に陣馬山辺りが見える。
アンテナ側の小さな祠 |
アンテナ側から高畑山 |
北東側の眺め |
  
北側も見晴らしは良くないが、ゴルフ場(オリムピックCC)越しに権現山の山並み・不老山、左に扇山が見える。更に東へ下り上野原西中学校辺りに下れる道があるらしいが往路を戻る。往路でも見えるが、水道施設・上野原市西小学校などがが見えれば鉄階段は直ぐに着く。
ゴルフ場と左に扇山 |
直進が西の尾根 |
上野原西小学校が |
  
帰りはコモアブリッジを使わず、甲州街道へ向かう。入口の車道を右折し100メートル先で小学校の下を左折する。入口には[スポーツのこうえん・金刀比羅宮]の標識が立っている。正面に高畑山が大きく見える。行き止まりの右が公園、左が金刀比羅宮で境内の枝垂れ桜が見頃だった。甲州街道へは階段・スロープで下る。昔から金刀比羅宮の参道だったのかも知れない。
金刀比羅宮方向 |
金刀比羅宮と奥に御前山 |
一気に下る |
  
下の住宅地を抜け国道に出る。コモアしおつ入口交差点を過ぎ、国道の上を横切るコモアブリッジ用の通路を過ぎれば、四方津駅が左下に見え出す。
コモアしおつ入口交差点 |
国道を跨ぐ通路 |
左下が四方津駅 |
  
四方津駅 11:00(0.08)11:08 コモアしおつ 11:09(0.14)11:23 登り口 11:23(0.16)11:39 西尾根と合流点
11:39(0.07)11:46 北東階段状 11:46(0.05)11:51 山頂 12:20(0.07)12:27 西尾根と合流点 12:27(0.10)12:37
登り口 12:37(0.06)12:43 金刀比羅宮 12:48(0.17)13:05 四方津駅
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