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次浦城跡       参考地形図 成田国際空港
令和6年(2024)8月6日 晴れ  千葉県若葉区中野町

 多古町の次浦地区は多古町の北部に位置する。山林・田畑が多く混在している。城址も山林内の細い道を曲がりくねりながら通行。駐車場はなく道幅も狭いが、端に寄せれば駐車可能場所がある。地元の人は、「ここは車はほとんど通らないから、適当に駐めて大丈夫」と言っていた。城址入口には標識が立っており、道は主郭の南を分断した堀底だったようだ。
主郭西はずれの道 主郭南、左は主郭法面 入口案内


 入口からは下草が刈られ歩きやすい。先では坂虎口らしく法面を斜めに登り郭内へ。虎口下から北東先に土塁状の高まりが見えるが、土塁かはハッキリしない。一帯は主郭の東に位置する郭だろうが、草が多く踏み込むのを躊躇する。
入口から東を 東の虎口 虎口下から北東を


 郭内の左には城跡の標柱と案内板が設置されている。東虎口辺りから南は高い土塁が見られる。
主郭に入った左 案内板 南側の土塁


 中央には鳥居が見えるが、腰丈以上の草が多く北から西の遺構は確認出来なかった。一旦南の道路に出て、主郭の南西角へ行くと、西に巡っている堀を思わせる窪みがある。地元の人の話では、堀は西から北に続いているとのこと。また草刈りは毎年2月に行うので、その後がいいですよ、とも。主郭部分は兎も角、他の郭周辺は所有者が幾人かいて、草刈りなどは良く分からないそうだ。郭内の神社は稲荷社と言っていたが、他の情報では妙見神社とあるが、ここが千葉氏一族の次浦氏の居城だったからだろうか。毎月当番が管理しているとも話をしていた。
中央に鳥居、下草が多い 虎口を郭内から 主郭南西隅、中央は堀



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