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千手山(356.4m)浄福寺城跡・小田野城跡(228m)・初沢山(294.1m)初沢城跡 令和6年(2024)4月19日 晴 八王子市 1.千手山(356.4m)浄福寺城跡・三等三角点 陣馬高原下行きバスで大久保バス停まで利用。バス停をの東に常福地墓地・新城址入口の標識がある。本堂は右にある。正面は墓地でやや高く白山大権現の社が見える。まっすぐ社を目指すとどうしても社前に出られないが、墓地手前を左に入れば出られた。そこから西の山道になり登り始める。何ヶ所も石仏が並び祀られている。
8分ほどで観音堂の階段下に着く。石段を上がれば平地にお堂が建つ。当時は郭でもあったのだろうか。お堂背後から見れば、郭らしく思える。
観音堂からは尾根道に変わり、徐々に傾斜がきつくなる。途中に不明瞭だが竪堀が見られる。山頂・主郭近くでは堀切りらしき窪みがある。主郭下は登りだが、道は外枡形に折れる。
主郭は広く平坦だが、奥が一段高くなっており山頂になる。中央に三等三角点、小さな浄福寺城標識・大木に千手山の山頂標識が掛かっている。山頂を下ると、浅くなった堀切状の遺構が現れる。さらに尾根を先に行くと大きな堀切が現れる。
北奥の郭先に二重堀切が現れる。ここまでで一番大きい。郭の東下には畝状の遺構があり、浅くなっているが三条あり、平らな場所から東斜面を下る竪堀にも見える。戻り東(南東)尾根の遺構を観ようとしたが、北寄りの尾根進入口が分からず通過する。山頂・主郭手前下で東尾根に行けそうな踏み跡があった。進入場所からややヤブが深く、少し進んでみたが、悔いが残るが時間の都合で諦めた。
道路入口 9:07(0.10)9:17 観音堂 9:17(0.19)9:36 千手山 9:43(0.41)10:24 千手山 11:02(0.16)9:18 浄福寺P 2.小田野城跡(228m 浄福寺城(山頂)でお会いした方としばらく話す内に、高尾駅まで送ってくださると言われ甘えることにした。途中に小田野城跡があるので案内しますと、案内して貰った。稱讃寺(ショウサンジ?)駐車場から城跡の南東の住宅地脇を通り、山道に入る。フェンスがあり、開けて中に入る。左上には数段の郭が見える。道は北にやや上り主郭の虎口らしき場所を過ぎ、広い平坦な主郭へ出る。
主郭の北側は一段高くなっており、削平した時に残したものだろうか。削り残して土塁としたのか、他に利用したのか思いつかない。乗せてもらったため、あまり時間を掛けられず足早に見学する。主郭から戻り観栖寺台公園側に下れば、説明板あるように、明瞭ではないが土橋・空堀らしき地形が観られる。北は自然の谷を利用している。
フェンス出入り口から公園側へでれば、説明板が設置されている。住宅地を抜け下ればトンネルの車道に下り立つ。
3.初沢山(294.1m・三等三角点)初沢城跡 高尾駅から南に行き、浅川中学校で左折する。右手に高尾天神社の鳥居が見え出す。鳥居先は急な石段が続く。
上がった先はかなり広い平坦場所で、当時は郭だったのか。高尾などの市街地の眺めがよい。西寄りに社殿が建ち、東寄りに菅原道真公の大きな銅像が建っている。
天神社の裏からと、銅像の左から行く道がある。上に出れば見晴らしのよい郭になり、郭の西には凹んだ地形が見える。上からは帯郭らしき地形が見て取れる。
西へ尾根は続き、ピークを登らない巻き道が付けられている。途中に小さな郭がある。山頂・主郭下辺りからは右上に帯郭の段が見える。
山頂は南北に細長く、北から東が僅かに透けて見える程度。奥に三等三角点があり、三角点前から西下の帯郭への虎口があるが、大分変わってしまっているようだ。山頂の南には堀切があり、先に郭が続いている。顕著な遺構はないが、ゆっくりとしたハイキングなら楽しそうだ。
高尾駅 12:03(0.12)12:115 高尾天神社 12:21(0.14)129:35 山頂 12:55(0.11)13:06 高尾天神社 13:06(0.10)13:16 高尾駅 |
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