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ポンポン山(687.7m)〜釈迦岳(631.0m) 平成26年(2014)4月9日(水) 「十輪寺・善峯寺・三鈷寺」のページへ 今年の「そうだ 京都、行こう」の十輪寺と善峯寺を拝観する。善峯寺の北に位置する三鈷寺からポンポン山に行き、稜線を戻って釈迦岳へ行き、善峯寺へ下るコースをとる。家内は一昨日の山歩きで疲れてしまい、三鈷寺で分かれ、季節のタケノコを買いたいと下っていった。 三鈷寺山門前を通り過ぎ、左へ簡易舗装の道を登って行く。10分で車道に出る。傍らには「善峯寺参詣の方は、ここから(三鈷寺)は入れません」とある。急勾配ではないが確実に登って行く。簡易水道施設らしき場所から平になり、すぐ正面に廃屋が見える。その先には数軒の家があり、右へ向かえば金蔵寺、直進すればポンポン山へ行く。地図の杉谷だ。
![]() ![]() ![]() 沢と田んぼを囲う柵の間を奥へと進む 水が入った田んぼでは早くも蛙が鳴いている。柵が終わると山道になる。「熊出没注意」の立て札があり、鈴を取り出した。山はヒノキの植林帯で、階段状に整備された道から、抉れた道になり、周囲は自然林に変わっている。鉄塔が見え出すと登りが緩やかになる。高圧線は二系統通っている。狭い尾根が少しあるが、歩きやすい。しばらくして前方に赤白鉄塔(北河内線11号)が見える。そこは稜線で右はポンポン山、左は釈迦岳へ。南が開けて眺めが良い。
![]() ![]() ![]() すぐに森の案内所の分岐がある。緩やかな上下はあるが、ほぼ平坦に近い歩きだ。右手にカタクリ保護地があり、少し登り返せば山頂である。人気のコースらしく、山頂には15人前後のハイカーが休憩している。中央に二等三角点、様々な山頂標識が飾っている。正式名は加茂瀬山と言うらしい。春霞で遠くまでは見えないが、西を除いて見晴らしが良い。微かに京都タワーが見える。表示板では大阪まで見渡せるらしいが。
![]() ![]() ![]() 帰路は赤白鉄塔まで戻るが、山頂下のカタクリ保護地を見学する。柵の扉を開閉し中へ。斜面を一周する順路が設けられている。こちらも小塩山と同程度の株数で、これから咲こうとする株も多い。
![]() ![]() ![]() 釈迦岳方面に向かうと、やや下り気味になり、鉄塔の下を通る。少し登り返した先にベンチの設けられた釈迦岳山頂に着く。狭い山頂で、樹木が多く展望のきかない中央に三等三角点がある。ポンポン山も釈迦岳も三角点が長く露出してない。理由は思いつかないが、表面の土砂が流れ去っていないようだ。多くの山で三角点を見るが、殆どは本来埋まっている部分が長く露出している。登り始めにあった植林地はなくなり、途中から保安林らしく自然林で気持ちの良い山歩きが出来る。
![]() ![]() ![]() 善峯寺に向かう。下りはじめは緩やかだが、ヒノキの植林帯に変わった辺りから一気に下って行く。小さな沢を渡ると斜面を巻くように下る。登りに使わなくて良かったと思う。植林と自然林が混じるような場所もある。下りきると先が平坦になり、「道標2」・「柳谷観音」・「善峯寺」と標識のある分岐点になる。すぐ先は木々がない明るい場所で、善峯寺展望所と表示がある。まだ小さな桜の10本程度が目立つ位で展望はなかった。
![]() ![]() ![]() 道は鋭角に左に折れて下って行く。途中からほぼ目の高さに善峯寺が見える。川(沢程度)を木橋で越え、上の車道に出る。車道を下ればバス亭に着く。釈迦岳から40分掛かってるが、2012年版山と高原地図では下り30分と載っている。ルートも違うが、記載のルートに気付かなかった。
![]() ![]() ![]() 三鈷寺 12:03(0.10)12:13 車道出合 12:13(0.11)12:24 杉谷集落 12:24(0.29)12:53 釈迦岳分岐 12:55(0.14)13:09 ポンポン山 13:22(0.18)-6分カタクリ鑑賞 13:40 杉谷分岐(釈迦岳分岐) 13:40(0.11)13:51 釈迦岳 14:15(0.37)14:52 車道出合 14:52(0.04)14:56 善峯寺バス亭 |
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