吉田山(121m)三等三角点(105.1m) 蹴上駅〜吉田山〜吉田神社 京都市左京区
平成24年(2012)4月9日(月) 晴/曇/雨
蹴上駅を出て疎水公園に向かう。公園から先へ続くインクラインにはすごい人数が繰り出している。インクラインには桜がほぼ満開状態で咲いている。公園では座り込んで花見をする人は家族らしき数組程度。大々的には出来ないのかも知れない。傾斜鉄道跡のレールは600m近くあるそうだが、踏み石はあるものの混雑で歩きづらい石の上を進む事が多くなる。上に出て橋を渡り白川通りを進む。殆どの人たちは南禅寺方面に歩いて行く。
インクライン沿いに桜 |
インクライン沿いに桜 |
インクライン沿いに桜 |
  
白川通りから禅林寺(永観堂)の正面を左折し、その先を右折すれば、緩い上り坂の先から哲学の道が始まる。こちらも人の波である。案内でよく見る景色ではあるが、桜は満開に近く咲いている。しかし午前中に 醍 醐 寺 から来る途中で晴れから雲が多くなり、花びらが雲などに同化し目立たない。夕方から雨になるとの予報だが、雨は避けたい。銀閣寺を右に見て先に続く白川疎水道の桜も見頃だった。
  
そのまま今出川通りを西へ向かう。哲学の道から700・800mで左手に吉田神社北参道がある。参道は鳥居を潜り先へと伸びているが、鳥居左に階段状の道が付いている。5〜6分登ると左手に休憩場所が設けられている。ここは吉田山最高点と思われる。東側の木が伐られて眺めが良く、市街地の先には大文字山が正面に見える。地図ではこの辺りを吉田山緑地と記載されている。南へ数分行くと、立派な三角点があり、三等三角点105.12mとセンチまで刻んである。その先が吉田山公園と載っている整備された場所になる。ここから西に下った辺りが吉田神社で、本宮の他に大元宮、神龍社・若宮社・菓祖神社ほか専門分野で社がある。地元の人らしき数人に出会っただけの静かな場所である。ここに来てぱらついていた雨が本降りとなってしまった。大鳥居を潜り、左右の京都大学を過ぎれば東大路通りに出る。
  
  
船岡山(111.9m)三等三角点 建勲神社〜船岡山〜今宮神社 京都市北区
平成24年(2012)4月10日(火) 晴/曇
北・南・東と行けるが、北大路道りの建勲神社前バス亭から船岡東通りを200m程行くと、右手に鳥居が見える。階段を登った辺りの桜が見頃をむかえている。さらに階段を登れば桜を前景に市街地が眺められる。さらに一段上がった先に本殿がある。けんくん神社と呼んでいるが、これは通称で、正式には「たけいさお」神社と記してある。明治時代に織田信長を祀るために建立したとある。数人の観光客が居たが、他には全く出会わない。
  
  
本殿から下がり、左へ進めば社殿を回り込むように裏側に出る。裏一帯が良く整備された公園となっている。中央には吉田山と同様の三角点がある。西よりには左大文字山が眺められる。ここでも公園には男性一人を見かけただけだった。戻り、神社に向かわず左に行けば、東屋が建っている公園の一部を過ぎ、北大路通りに出る。鳥居があり、北参道入口と案内がある。
 
道路を挟んだ反対側には今宮神社の鳥居があり、参道になっている。参道を400m進むと正面に朱色の南門がある。まだ新しく1920年代の再建とのこと。神社の縁起はおくとして、境内にある「今宮の奇妙」の阿呆賢さんと呼ばれる石がある。病気平癒、祈願成就と持ち上げた石の重さで占うもの。その場で重く感じられればうれしくはある。東門を出れば有名な「あぶり餅」の店がある。以前は午後に寄ったため混雑していたが、時間が早いせいか客は殆どいない。
  
今宮の奇妙、中央に石がある |
東門を出たところの左側の店 |
あぶり餅 |
  
衣笠山(201m) 京都市北区/上京区
平成24年(2012)4月10日(火) 晴/曇
同志社大学前バス亭からわずか西へ行くと、衣笠幼稚園・衣笠保育園と案内があるので奥に向かう。幼稚園の先に保育園がある。保育園の入口で細い舗装道は終わり、左へ続く山道になる。最初は階段状に整備された道だが、すぐに少し中央が抉れた道に変わる。大通りから12分位で登りは終わる。山頂は左へほぼ平坦な道を数分行けば着く。途中と山頂から南は龍安寺境内のようで石の標識が設置されている。展望は樹間から市街地が見える程度とよくない。
幼稚園の左奥へと進む |
山道から保育園を見下ろす |
やや抉れた道 |
  
  
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