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熊本城跡の散策  熊本市
平成30年(2018)3月3日 曇/雨

 2016年4月の熊本地震で立ち入り禁止区域が多く、外周から復興具合などを眺めるだけにとどまる。清正公像前から行幸橋を渡る。行幸橋は明治天皇が行幸された時に出来たらしく、江戸時代は右手、馬具櫓南側に橋があったようだ。右手には南側の石垣が崩れた馬具櫓が建っている。
清正公像前から  馬具櫓 南側 馬具櫓 西側


 城彩苑には飲食・土産物店・観光案内所などがある。
城彩苑(観光案内所) 城彩苑 城彩苑


 城彩苑から二の丸の途中に未申櫓(ひつじさる)があり、城彩苑側では見えないが、西側は櫓台から先が大きく崩れている。堀には大小の崩れた石が保管されている。
未申櫓  未申櫓 未申櫓石垣を堀内に保管


 広場では今日・明日と[2018 春のまつり]が開催され、様々な催しものが出ている。全国から参加しているようで、真田信繁・伊達正宗・直江兼続、埼玉行田市を含む全国の武将がいるらしい。鉄砲隊は火縄銃を撃ち、轟音が遠くまで聞こえてくる。
二の丸広場  二の丸広場 イベント 二の丸広場 イベント


 二の丸広場の反対に土橋の先に元太鼓櫓・西大手櫓門・南大手櫓門がある。案内で知る限り、南大手櫓門の内側の石垣が崩れている。元太鼓櫓は表から見ても大きく倒壊している。
西大手口土橋の左側堀  西大手口方向 元太鼓櫓


 二の丸から見える宇土櫓と後ろに大天守・小天守が眺められる。北に行けば戌亥櫓(いぬい)があり、ここも一本の角石で支えられている。櫓から加藤神社までの長い石垣(西出丸北側)は殆ど崩れている。
二の丸から宇土櫓と天守  二の丸から宇土櫓と天守 二の丸 楠

戌亥櫓  戌亥櫓 北側 加藤神社へ向かう

神社への土橋手前から  神社への土橋横 土橋を渡った右の石垣


 加藤神社境内からは宇土櫓、修復中の大天守・小天守が間近に眺められる。
加藤神社鳥居  神社境内から宇土櫓 神社境内から天守群


 加藤神社から棒庵坂を下り平櫓・不開門下を通るが、不開門は高台のため見えない。北十八間櫓は櫓はなく、上部の石垣も崩れ、シートで覆ってある。道なりに回り込むと熊本大神宮があり、そこから見える東十八間櫓石垣は北十八間櫓同様にシートで覆ってある。先に熊本稲荷神社前を通過する。
棒庵坂を下った場所から  平櫓・不開門 説明板 平櫓と左へ行けば不開門

北十八間櫓 説明板  北十八間櫓 東十八間櫓 説明板


 坪井川沿いを歩き市役所へ向かう。長塀は全て撤去されている。市役所14階の展望所が解放されており、復興中の城内を俯瞰できる。天守、飯田丸五階櫓などの足場が見渡せる。再度坪井川に戻り清正公像前に戻る。
平櫓  平櫓・長塀の一部分 長塀と坪井川

展望所から本丸御殿と天守  展望所から飯田丸五階櫓 飯田丸五階櫓・天守

熊本市役所 熊本市役所 展望所入り口 長塀と馬具櫓


 2時間ほどの余裕があるため、水前寺成趣園に寄ってみた。入園してまもなく雨が降り出し、急ぎ足で周回し引き返す。
市電 水前寺公園 電停 神社仏閣で言う参道 水前寺成趣園入口 400円

古今伝授の間 古今伝授の間拡大 古今伝授の間からの景色

入口正面辺りから 入口正面辺りから 池に架かる石橋

出水神社本殿 神社鳥居前からの風景 一番分かる湧水

梅林 池の反対から古今伝授の間を 能楽殿



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