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河津城跡[城山](180m)・河津川散策  静岡県河津町
平成30年(2018)2月20日 晴れ

 河津駅北口から線路沿いに右に進むと右に桜が植えられているが、まだ一分咲きでもない。突き当たりを左折し直ぐ先に右に入る道に入る。河津城跡公園の標識が付けられている。初めは舗装された道を緩やかに登る。民家の間を通り、最後の民家を過ぎれば山道らしくなる。
線路沿いを突き当に向かう 突き当たりから見た風景 ずっと直進


 左にちょっとした空き地を過ぎれば更に細くなり、足元は石敷になってくる。大きく抉れた場所脇には石積みをして補強している。階段状に整備された場所が目立ち、ハイキングコースとして良く整備されている。しばらくして左手に地蔵が祀られている場所を通過する。
左先が空き地、更に奥へ 途中の登り 山中にひっそりお地蔵様


 地蔵の直ぐ上が鞍部になっており、直進すれば片瀬山へ向かい、城山は大きく左に折れる。両側に竹林が現れる。
分岐、直進すれば片瀬山 標識拡大 竹林が続く


 左の竹林が終わると明るくなり、片瀬山が見え出す。少し上に出ると右上に東屋が建っている。桜が数本あり、二分咲きくらいだった。振り返れば片瀬山が綺麗な三角錐で眺められる。
左が開けた場所 上に東屋 東屋辺りから振り返る


 竹林は終わったと思えたが、東屋の背後から更に上えと続いている。階段を少し上れば城跡らしく冠木門が再現されている。広い平坦地になっており眺めは良い。何故か中央に土俵が造られている。[後日調べると、平安末期に相撲上手の河津祐泰が大庭景久を投げた技が、河津掛けと名が付いたとある。]山頂は右奥のやや高くなった場所になる。
まだ竹林、ここを一登り 冠木門 奥の高みが山頂、何故か土俵


 山頂の登り口左に何体かの石像がある。地理院地図では180mの等高線表示となっていて数字の記載は無いが、山頂標識には180.9mと記されている。中央には米俵3俵の記念したものが飾ってある。1491年に北条氏が火攻めをしたおり、水の代わりに米を流し落とし消そうとしたが・・・と案内板に書いてある。山頂からの展望は全くえられない。城跡の主郭で、裏手に更に郭があるらしいが引き返す。
石像 中央に米俵のモニュメント 標識には 180.9m


 一段下の場所からは河津の町並みが一望できる。特に河津川の桜が五分でも咲いていれば、川の両岸が桜色の帯状に見え、登った甲斐があったのだろうが。それでも山の上なのに四分咲きほどで、それなりに綺麗だった。帰路は往路を戻る。 河津駅 →27分 河津城跡 →20分 河津駅
天嶺山方向 天嶺山方向 河津桜

河津桜 眼下に河津川 河津桜 河津桜 奥に片瀬山


 河津桜のメインの土手沿いは、一分咲きにも満たない木が多く、今年は遅れている。唯一原木が四分咲きほどだが、大勢の観光客が写真を撮っていた。来宮神社(杉桙分命神社)大楠が有名らしく、そこそこ観光客がいる。昭和11年に国の特別記念物に指定、樹齢千年以上・・・と案内に記載がある。確かに大楠と言われるだけあり、大きさに圧倒される。
河津駅から川に向かって  河津桜原木 河津桜原木を接写


豊泉橋へ向かって  来宮橋へ向かって 来宮橋へ向かって


豊泉橋へ向かって  豊泉橋から上流を 豊泉橋上流の桜を接写


道路沿いの桜  来宮神社参道 来宮神社の大楠



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