男山(石清水八幡宮)〜鳩ヶ峰(142.4m) 二等三角点
平成28年(2016)4月17日 雨/曇 参考地図 淀
京阪本線の八幡市駅前を右に行けば、男山ケーブルカー駅だが、左に向かい表参道を歩く。山頂部には石清水八幡神社が建っている。古くは男山八幡宮と言っていたらしい。一ノ鳥居を潜った先の社が頓宮で、年に一度本殿より御神霊が遷される重要な社殿と記載されている。北門から入って南門に出る。
  
頓宮の先に二ノ鳥居がある。手前右に裏参道が分かれ、石清水の由来となった湧水の石清水社があり、山上の南総門前に登れる。一ノ鳥居から二ノ鳥居を過ぎるまでは、昨夜来の雨で砂地が水分を溜めて歩きづらい。先は傾斜に合った段差になり、簡易舗装されている。二ノ鳥居からしばらく直線的だが、ジグザグ参道が終えると、影清塚で松花堂跡を経由し石清水社に行ける。
  
松花堂跡を往復する。分岐から数分で、谷筋の左側に数段に分かれた跡地が現れる。建物は明治の神仏分離後になくなったとある。松花堂昭乗は「松花堂弁当」で有名すぎる。
  
影清塚からはほぼ一直線で三ノ鳥居まで行く。右側には石垣が続く。平坦地を造成してあり、明治前までの坊等跡と載っている。48の坊があったらしい。石垣の積み方にも、新旧の違いがある。鳥居は右で本殿までの参道で、正面は青少年文化体育研修センターがある。鳥居の先には竹矢来で囲った、通称「一ッ石」(勝負石・お百度石とも)と呼ばれる石がある。
  
手水舎から左に行けば、西ケーブルカー参道とある。左下は休憩施設のある広場になっている。南総門を抜けて本殿前へ。一昨年国宝になったように思う。本殿前では武道奉納演武が行われいた。周囲の塀は築地塀で、信長塀と言い、信長が奉納したものが有名らしい。
  
南総門から南に下がれば、右手が広場で大きなモニュメントが建っている。西隅に体育館、エジソン記念碑などがある。八重桜が見頃になっている。片隅に宇宙桜の幼木が植わっている。西ケーブルカー参道へ向かい、トイレ前から山道風な砂利道を体育館方面にやや下る。鳩ヶ峰に行くには、傍らに男山レクレーションセンターがり、その辺りから登るように載っている。
  
左に体育館、直進は車道、車道を道なりに進む。途中では何軒もの筍売り店があり、裏の竹林で採っている。右手に突然運動場(グランド)が見え出す。ここが男山レクレーションセンターであった。
広場からの道、右が体育館 |
奥にグランド、散策路案内 |
レクレーションセンター入口 |
  
入口の先にある門の左フェンス沿いに登り始める。すぐに階段があり、上り終えるとアンテナ施設と休憩場所になり、フェンスの切れた所を入る。山道らしくなってくる。
  
山頂部には小さな社と碑(何の碑か確認せず)があり、数メートル奥に三角点がある。展望は全くない。しばらくは平坦な散策路である。
  
男山散策路こもれびルートになっている。平坦からすぐに意外と急な斜面になる。下に近づけば竹林が目立つ。開けた場所に出るとケーブルカートンネルの上で、山頂方面が眺められる。また狭いが墓地あり、大山崎JCT方面が見渡せる。
途中の男山散策路 標柱 |
ケーブルカー |
大山崎JCT方面 |
  
さらに下れば神応寺の鐘楼横に下りてくる。奥に本堂があり、狭い庭ながらも、手入れが行き届いている。山門を出て左に行けば、一ノ鳥居脇に着く。
  
八幡市駅 計測なし 八幡宮本殿 11:57(0.14)12:11 山頂 12:14(0.12)12:26 神応寺 12:28(0.06)12:34 八幡市駅
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