頭高山(303.4m) 四等?三角点標高
平成26年(2014)1月23日(木) 参考地図 秦野
渋沢駅北口からは大山〜鍋割山などの眺めが良い。出発は南口から。駅前をすぐに右折して突き当たりを左折し、曲松一丁目の交差点を右折する。駅前を直進して右折しても良いいので、要はバス通りを西に向かう。この道は矢倉沢往還と呼んでいたらしい。東海道の脇往還として江戸時代に制定されており、二つ塚などが残る千村地区は往時を偲ぶ遺跡が多いらしい。
  
道なりにしばらく行くと丁字路になるが、左折し南に進む。ここ迄は緩く登ってきている。左折すると道は中央線のないやや狭い一般道となる。道は下りとなり、下りきった所が丁字路で、右−頭高山、左−泉藏寺とある。秦野のハイキングコースを紹介した案内では、泉藏寺と白山神社前辺りを通って登り口へ向かうように記されている。しかし右とあった為そちらへ進む。すぐにゴミ集積所の設けられた、左と直進との分岐になるが、方向的に左へと向かう。しばらく行くと未舗装となるが、タイヤ痕はある。左脇に手書きの小さな標識がある。タイヤ痕通り直進しても良いが、左斜面を登っていく方が近く感じられた。
一端下って行く |
左−泉藏寺 右−頭高山 |
手書きの案内 |
  
やっと山道らしくなったと思ったが、左手に畑、果樹園らしきものが多く、鉄塔も建っておりその脇を歩く。しばらく行くと、未舗装の道に合流する。道は左後方から登ってきている。軽トラが十分に通れる。少し上で尾根道と合流する。
みかん畑と鉄塔の間を通る |
尾根手前の道と畑地 |
所々に咲いていた蝋梅 |
  
山頂へは右へ行く。左の尾根筋に行く山道があり、渋沢丘陵とある。周囲は自然林に変わり、陽だまりハイクで雰囲気が良い。まもなく前方に休憩所とトイレが見え出す。その手前では丹沢の山並みが良く眺められる。休憩所では十数人の熟年グループが休憩していた。山頂は右へ進むと、すぐに分岐になる。右回り山頂、左回り山頂へとなる。行きは右に行ったのだが、途中の道を見過ごしてしまい、殆ど山頂下を一周近くしてしまった。ほぼ南から山頂へ向かうと、東屋風休憩所が建っている。南端には名は分からないが、石の社が祀ってある。小さな鳥居の先からも道が来ている。鳥居とは反対側へ
20m程度行くと、右にやや入った場所に三角点がある。三角点は昔の物では無さそうで、やや小振りで新しい。字が判別しづらいが、指でなぞると四と読めるので、四等なのか。標高
303.4mとあるが、三角点より休憩所の方が数メートル高い。山頂の眺めは西松田惣領・松田庶子側の山が樹間越しに、東の一部は木が疎らで丹沢方面が見える。先ほど下で休憩していたグループが上がってきたので、帰路につく。
休憩所手前の見晴らし |
休憩所の南からの風景 |
山頂の周囲 |
  
  
同じ道を降りて左回りへ行くと、すぐに鳥居からの道が来ている。標識もあって山頂としてある。少し下れば右回りとの分岐に着く。ここまで5分程度、行きには2〜3倍余計に掛かっていたことになる。休憩所では新たな7〜8人が、望遠鏡を覗いており、バードウォッチングのグループらしい。そのまま直進すれば往路だが、渋沢丘陵とある右斜めの尾根に進む。山道かと思った途端に軽トラが止まっている。脇が畑になっている。その先は狭いが未舗装の道が続く。途中に戦没者供養塔がある見晴らしの良い休憩所を通る。すぐ下には舗装された道が通っている。先へ行けば西端方面との標識。
右尾根が渋沢丘陵とある |
周囲は畑 軽トラックも |
戦没者供養塔広場の休憩所 |
  
丘陵を歩こうと思ったが、山道ではなく農道か林道のような道路では趣がなく、左の渋沢市街地側に下ることにした。ここにも頭高山の標識がある。さらに下ると幅のやや広い道路に合流する。左斜面に入る道がある。どちらにも頭高山と標識がある。紹介された案内の登り口への道はこちらのようだ。その先には左奥に白山神社があり、正面に老人ホーム、道を回り込むと泉藏寺がある。泉藏寺門に向かって道なりに行けば、往路の泉藏寺手前の丁字路に出るらしいが、往路より一本東の道路を歩く。道路脇に若竹の泉と書かれた湧水がある。登りの道路を道なりに行くと、バス通り(矢倉沢往還)にでる。右折し駅まで戻る。
  
渋沢駅 11:20(0.54)12:14 山頂 12:40(0.45)13:25 渋沢駅
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