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石老山(702m) 三等三角点 三角点(694.4m)
平成28年(2016)5月19日   参考地図 青野原・与瀬

 橋本駅から三ヶ木に行き、乗り換え石老山入口バス亭で降りる。バス亭から赤い橋を渡った左に公共トイレ、脇には古い道標があり、石老山と読める。東海自然歩道になっているだけあり、標識は各所に設置されている。
石老山入口交差点 途中から 途中の風景


 相模湖病院が前方に見え出す。病院先の階段を入る。駐車場には10台ほど駐まっている。車はやや先から入る。昔はここからの参道を広小路と言っていたとある。以前ここに顕鏡寺総門が建っていたらしい。石畳みの道を行くと、参道が細くなり笹が生い茂ってくる。参道にしてはおかしいと思っている内、車道に出てしまった。標識を注意して見ないで歩きだしていた。
右手の階段から 駐車場、建物は病院 想定外の車道に出てしまう


 車道を緩く登り詰めると、顕鏡寺山門が見え出す。山門手前右には、本来の参道が来ている。根が蛇に似ている大杉(蛇木杉)、上に鐘楼堂、赤い鳥居が見える。駐車場側にはトイレがあり、そこからの眺めが良い。門を潜った左に「岩窟」と言う、人工か自然かは不明だが、岩の空間に顕鏡寺本尊の虚空蔵尊が祀られている。上に行けば飯綱宮と扁額に書いてある鳥居前に出る。ここから山頂へ向かう。
奥に山門、左の黒い影が蛇杉 蛇木杉から鐘楼堂を見る 山門、奥に本堂

石老山はここから 岩窟 鳥居は飯綱権現社


 鳥居を潜れば直ぐに十丁目の標柱があり、十一丁目は確かだが、更に上にあったか覚えていない。桜道との分岐に着く。左の奥の院経由で山頂へ向かう。先ず「蓮華岩・大天狗岩」が、「吉野岩(弁慶の力試岩)」、「鏡岩・小天狗岩」、「擁護岩(雷電岩)」、二つに割れた「試岩」が続く。擁護岩には飯綱大権現社が祀られている。丸太の階段で良く整備されている。しばらくして「八方岩」が現れ、城山方面の展望がえられる。これが最後の奇岩だった。本来の参道なら山門までに幾つかの奇岩が見えたのだが。
鳥居からすぐの十丁目 右は桜道から山頂 蓮華岩・大天狗岩

吉野岩(弁慶の力試岩) 擁護岩(雷電岩)と飯綱大権現社 飯綱大権現社 拡大

試岩 試岩先の風景 八方岩から


 先で桜道が合流してくる。なだらかに登り十数分で融合平見晴台に着く。相模湖側が開けている。中高・熟年男女15人ほどが山頂へ出発して行く。
桜道が合流 桜道合流の標識 融合平見晴台から相模湖


 融合平見晴台から先の道は杉・桧の根が多く張りだしている。京都鞍馬の木の根道に近い場所もある。山頂間近の尾根は平らで歩きやすい。山頂まで3分の標識から、少し下り、登り返せば山頂に着く。
山頂間近の尾根道 山頂直前のピーク  円形の変わった標識 


 山頂には先ほどのグループが休憩中で、富士山が見えると教えてくれた。今時季には珍しい。丹沢・富士方向以外は全く展望なし。集合写真を頼まれ、数枚のシャッターをきる。グループは大明神展望台経由で下山するようだ。山頂の案内板には702.8mと記されているが、地理院の標高では702mと載っている。
三角点側から山頂を見る 山頂に出た所の標識 山頂風景

山頂標識の一本 霞んだ富士山 702.8mと記されている


 山頂から大明神展望台・篠原に向かう。直ぐに三等三角点が現れる。その先で篠原と大明神展望台の分岐を過ぎると、急坂になり、高度を下げて行く。幾つかある小さなピークを越える中に、金比羅宮が祀られたベンチのあるピークに着く。こちらから登ると、かなり急登を強いられるが、下る途中で2名と出会った。
三角点 植林地の急坂 金比羅宮と休憩施設


 林から開けた場所に出ると近くの山並みが見え、下の篠原地区の狭い道路に下り立つ。山村風景の中の道を下れば県道518号線・バス通りに出る。正面には石砂山の標識が立っている。右に行けば中村橋バス亭、石砂山は左へ行く。
林を出ると民家が見え出す 山あいの風景が広がる 中央石垣手前から


石老山入口 8:24(0.15)8:39 相模原病院 8:41(0.15)8:56 顕鏡寺 9:08(0.19)9:27 桜道分岐 9:27(0.14)9:41 融合平 9:48(0.34)10:22 石老山頂 10:51(0.17)11:08 金比羅宮 11:08(0.28)11:36 集落道路 11:36(0.06)11:42 県道518号

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