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辺室山(653m)三角点(644.3m) 平成24年(2012)1月13日(金)) 晴 参考地形図 厚木 本厚木駅からバスに乗り土山峠バス亭で下車する。バス亭の少し先からが湖面の端にあたる。登山口はバス亭の脇にあると言っていい。登山届け用の箱と、ヤマビル忌避剤が置かれている。登山口から直ぐに急斜面をジグザグに登り始める。振り返れば宮ヶ瀬湖が見え、樹間から仏果山側が望める。
![]() ![]() ![]() しばらくして、やや緩やかになった頃に小さな石の祠が2つ間隔をあけて現れる。30分ほどで左側の倒れかけた鳥獣被害防止柵が現れ、先へと続いている。最初は明るい自然林だが上に行くにつれて杉・桧になってくる。鳥獣被害防止柵はあるのだが、殆ど倒れており機能を果たしてない。
![]() ![]() ![]() 山頂手前からは宮ヶ瀬湖・仏果山方面がよく見えだす。尾根を登り切り山頂へは右手に進む。山頂の木々は疎らで、木々の間から丹沢山系の上部が眺められるが、仏果山方面以外はあまり望めない。三角点は山頂にはなく、尾根を登り切った正面にひっそりとある。単独女性がおり、三峰山へ行くと言っていた。私も当初行くつもりだったが、今日のペースを思い煤ヶ谷に下ることにした。
![]() ![]() ![]() 柵の右に沿って、一度下り登り返すと641mのピークで、小さな石の祠がある。こちらの方が展望はよく、物見峠側には三峰山が見える。この辺りの土はサラサラしており、下りでは思った以上に滑りやすい。下り終われば物見峠で、右前方の尾根に登れば三峰山へと続く。
![]() ![]() ![]() 物見峠から煤ヶ谷へは、急斜面をトラバース気味に付いている道を進む。標識にある通り数ヶ所が崩れている。極端に狭くなった場所では、枯れ葉が積もり滑りやすいため慎重に歩く。獣除け柵に土砂が引っかかり、上手い具合に土留めの役割をしている場所などがある。途中からは登山道が深く抉られている。網の無い柵を2度通過する。沢に架かる木橋を渡り、しっかりした鳥獣被害防止柵を通過すれば、民家が見え始める。畑地のコンクリートで固めた畦のような場所を歩けば登山口に着く。そのまま直進し谷太郎川沿いに進めば煤ヶ谷バス亭のある県道60号線に出る。
![]() ![]() ![]() 登山口 8:35(1:09)9:44 辺室山 10:07(0:38)10:45 物見峠 10:45(0.56)11:41 60号線 白山(283.9m) 煤ヶ谷バス亭から御門橋バス亭に向かう。バス亭の反対側には奥へ行く道があり、入口には関東ふれあいの道と案内がでている。また巡礼峠のみちとも表示されている。小さな川を越え、墓地・畑の脇を通り杉林のなかへ入る。畑脇からは、採石場のある高取山の上部が見える。直ぐに鳥獣被害防止柵を通過する。道は両側に落ちなどが片付けられ、綺麗になっている。経ヶ岳で見た落ち葉を吹き飛ばしたり、熊手で片隅に寄せたりとしていたのを思い出す。ジグザクを繰り返し登る内に尾根に出る。狢坂峠(ムジナ)と地図に載っている。
![]() ![]() ![]() 尾根を左に進む。この尾根筋も落ち葉などなく、綺麗になっている。根が多く露出した道を50m程登れば山頂に出る。中央に展望台があるが、高さがないため、格段に眺めが良いと思われない。北と西は樹林で展望はないが、大山から南・東の遠くの市街地まで見渡せる。自信はないが、横浜ランドマーク・新宿のビル高層群まで見えていた。
![]() ![]() ![]() 山頂から南へ下る女坂、北に少し行った場所から下る男坂がある。これはどちらも飯山観音(長谷寺)へと下る。さらに尾根を北へ行けば、白山神社があるのだが、今回は長谷寺へ下る。丸太風の土留めの階段状が続く。長谷寺の建物が見え出すと、鳥獣被害防止柵があり、右手からは女坂からの道が合流する。観音堂・銅鐘・大木のイヌマキなど、県・市指定の文化財、天然記念物が多い。階段を下り真っすぐに行けば、小鮎川に架かる朱色の庫裡橋が見える。橋の先左手に飯山観音前バス亭がある。
![]() ![]() ![]() バス亭 12:16(0:24)12:40 尾根 12:40(0:11)12:51 白山 13:17(0.17)13:34 長谷寺 13:47(0.06)13:53 バス亭 |
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