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箱根路(11) 甘酒茶屋〜屏風山(948m)〜箱根やすらぎの森(畑引山 778m)
平成22年(2010)2月21日(日) 晴/曇  参考地形図 箱根

 葉が生い茂った季節に歩くコースなようで情報が多い。葉が落ちてから若葉までの時季ならどうだろうと出かけてみた。湯本から旧街道経由バスに乗り、甘酒茶屋前で下車。数日前の雪と思うが茶屋の屋根・隣の空き地に積もっている。道路は両脇に除雪したものが数十cmの高さになっている。この時季では早い時間なのか茶屋には数人の観光客が居ただけだった。
茶屋手前の道路から  甘酒茶屋 登山口付近
甘酒茶屋

 ハイキングコースは茶屋から芦ノ湖側へ数分歩いた場所にある。屏風山ハイキングコースと案内が設置されている。コースに入ったところから10cm弱の積雪がある植林されたコースを歩く。雪のため綺麗に見えるが、間引きした木が放置されており意外と荒れた雰囲気がする。
道路からのコース入口  右斜面を奥に歩く 途中の案内板


 登るにつれ振り返れば、下二子山南面が大きく見え、場所によっては駒ヶ岳が見える所もある。篠が雪の重みで大きく垂れ下がり、コースを塞いでいる。屈みこんだり、足を引っ掛けたりと歩きづらい。途中斜面の木を伐った開けた場所に出る。ここまででは一番の眺めである。山頂の案内板には「景観施業施工地」木を伐ることで明るい云々と載っている。伐ったことで展望をよくするのにも効果がある。
途中振り返った眺め  途中木を伐採した場所から 道筋を覆い隠す篠


 天気は陽が射したり、曇ったりと忙しかったが徐々に曇りだけに変わってしまった。山頂近くでは全く展望は無くなる。休憩中に細かいアラレがカサカサと音をたてて舞ってきた。濡れることはないようだが、休憩を切り上げ下り始める。
屏風山山頂  山頂にある案内板 山頂からやや先


 山頂を少し行った辺りの一部で木々の間から芦ノ湖・箱根ゴルフ場?側がわずかに見え、後は芦ノ湖へ一気に下る所で箱根町の市街地が眺められるのみだった。アンテナのための電線が通っているが、ここからが急角度の土留めをした階段状の下りになる。緑色のチェーンが部分的に張ってある。登りでは腿を高くあげねばならず苦労しそうだ。階段状から抜け出ると、林道の終点らしい広い場所に出る。直進すれば、山道を芦ノ湖へ下るが、林道を行くことにした。はじめから舗装された道で、5cmほど積雪があるが登山靴では歩きづらい。10分で県道75号線に出る。一般道をだらだらと箱根港まで歩くのであれば、直進して山道を行ったほうが良かった。
アンテナ下からの箱根町  アンテナ直下の急階段 林道から南の山


 旧東海道入り口の手前から芦ノ湖周遊道を数分行くと、道幅が狭くなった左に箱根やすらぎの森への最初の入り口がある。少し登ると開けた場所に出る。案内板には色々と名称が載っているが、開けた場所から左手一帯がおむすび広場となっている。
湖畔沿いから駒ヶ岳方面  やすらぎの森入口 おむすび広場下


 やすらぎの森内の遊歩道を進んでいると、やすらぎの森の南側に「やすらぎの森館」が建っている。この辺りは最高所ではない。畑引山と山名はあるのだが、今ひとつはっきりしない。しいて言うならこの広場の一番奥が周囲と比べて高い感はあり、広場の高い所に東屋風の休憩所が建っている。周囲の周遊道を行き来してもおそらくこの辺りでは一番高そうな場所なので、畑引山としておいた。休憩所から東側は草地で二子山、少し下がった所からは駒ヶ岳も見渡せる。木に葉がなく、草も単に枯れているが、若干雪が残っているのが、景色として風情がある。
やすらぎの森館  分かりづらいが右に東屋 東屋の上(最高点)からの眺め


甘酒茶屋 9:51(0:02)9:53 コース入口 9:52(0:51)10:43 屏風山 11:00(0.39)11:39 関所分岐
11:47(0:10)11:57 一般道 12:00(0:11)12:11 箱根港 12:20(0.16)12:36 おむすび広場上
13:12(0.13)13:25 箱根港

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