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箱根路(9) 湯坂路(鎌倉古道)
古道入口〜鷹巣山(834 m)・浅間山(802.2m)・湯坂城址(546.8m)〜湯本
平成21年(2009)4月12日(日) 晴  参考地形図 箱根

 何のあてもなく箱根に出かけ、行き当たりばったりでの湯坂路散策となった。最初、強羅に行ってしまい、湯坂路をいつもの通り下って湯本へ行くには、一度小涌谷駅まで戻り箱根町行きバスに乗り、遊佐か路入口で下車する。陽気がよくなった為か中年グループが6・7人降りた。

 数年前に歩いた際に桜の木が多かったことを思い出し、本にも結構いい場所と書いてあったように記憶している。しかし実際に桜目的で歩いてみると、鷹巣山までの間は数えるほどしかなく、それも殆どこれから咲くか、1〜2分咲きだった。湯本あたりは満開を過ぎているが、桜の種類と標高のためか、湯本・強羅近辺とはだいぶ時間差がある。
鎌倉古道入口 歩き始めてすぐの桜 鷹巣山への中間から二子山

道中で見えた花 道中で見えた花 道中で見えた花


 鷹巣山は周囲の桜も、これから咲こうとしている。浅間山との鞍部に下り、やや登り返した辺りにまとまって桜らが見られた。ここは5分咲き程度だった。花では植えられたと思う椿がやや最盛期を過ぎていた。アジサイはやっと葉が出てきたばかりだ。浅間山もまだ枯れた草地で、ハイカーもさほど多くなく静かな山頂である。
鷹巣山(鷹巣城址) 鷹巣山から 鷹巣山下りから

鷹巣山から駒ヶ岳 ちすじの滝分岐 (鞍部) 浅間山東端から


 湯本に向かって下り、大平台分岐点から先には桜が目立つようになる。目立つと言っても染井吉野を並べて植えたものとちがい疎らだが、若干標高が低いだけで5分咲き以上の木が多い。桜にも同種ながら個体差があると思うが、色・形・大きさなどで思うに、5〜6種類の桜があるのではないか。中には足下一面を雪が積もっているように散っている木もあった。
綺麗に散っている桜 分からず 山桜  山桜


 石畳が現れる辺りから先には、これはと思うような木がない。湯坂城址との案内板から湯本までも観るような木はなかった。しかし観光のために植えた桜と違って、趣のあるコースであった。
石畳 湯坂城址案内 国道の上部から朝日橋方面


参考にならないタイム
湯坂路入口 10:42(0.17)10:59 鷹巣山 11:02(0.23)11:25 浅間山 11:35(0.12)11:47 大平台分岐 11:47(1.57)13:44 湯本登山口

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