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 箱根路(4) 湯坂路ハイキング
 鷹巣山(834 m) 浅間山(802.2m) 湯坂山(546.8m) 足柄下郡箱根町
 平成19年(2007)7月1日(日) 曇り  参考地形図 箱根

 2年前の6月に同じコースを歩いている。土曜日に足柄辺りに出かけて泊まり、翌朝から鎌倉古道を歩くことにしていた。しかし週末は曇り・雨模様との予報だったため、土曜日はゆっくり出かけ、湯本に午後1時頃の到着なった。直接、宿に行くには早いため、小涌谷駅まで電車に乗り、線路脇に植えられたアジサイを眺めることとした。本来、アジサイ電車は夜のライトアップされたものを観るのだが。小涌谷までは全ての株が満開ではないが、そこそこきれいに咲いていた。

 朝8時頃まで降っていた雨は止んだ。天気予報でも一日曇りらしい。宿泊先前のバス亭から湯坂路入口まで行く。一区間の乗車。湯坂路入口(鎌倉古道)まで、バス停から数十メートル戻る。以前は何人かのハイカーが降り立ったが、今日は私たちだけだった。緩やかに登って鷹巣山(鷹巣城址)に着くが、駒ヶ岳なども全く見えず、そのまま通り過ぎる。


 すぐに石畳が現れる。雨後で石は相当滑るだろうと昨日から妻に言っていたが、濡れてはいるが、気にすることもなく歩けた。80メートルほど下り鞍部へ到着。左に千条ノ滝(ちすじ)行く分岐点であるが、この辺りからアジサイが多く植えられている。浅間山への緩やかな登り道の両脇には、前回早かったアジサイだったが見頃をむかえ始めたばかりだ。


 浅間山々頂には4・5人の女性グループが2組休憩していた位で、いつもの賑やかさとは異なり、ひっそりとしている。草地の東隅の三角点側に行って休憩をする。しかし、静かだったのはほんの一時だった。湯本側から20人程度のグループが来て、すっかり賑やかになってしまった。


 20分程度の休憩で出発。晴れていても展望のない尾根歩きだが、ガスが多くひたすら歩くだけである。視界は50bもない程だが、木々も白いモヤの中に佇んでいる風景は幻想的ではある。最後の下りの前に湯坂山城址を通過する。徐々に下りが急になり、石畳がまた現れて、整備はされているが、浮いている場所などがあって、鷹巣山直下の石畳より歩きづらい。下るにつれバイクの騒音などが大きくなる。一気に下って国道に出る。新旭橋を渡り湯本駅へ向かう。


湯坂路入口 10:18(0.25)10:33 鷹巣山 10:33(0.16)10:49 千条ノ滝分岐 10:49(0.15)11:05 浅間山 11:27(1.39)12:56 湯坂山城址 12:56(0.24)13:20 湯本登山口

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