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箱根路(2)の初日 浅間山(802.2m) 鷹巣山(834 m) 足柄下郡箱根町 平成17年(2005)11月12日(土) 晴 参考地形図 箱根 小田原までは時間短縮で新幹線、駅構内で「箱根ワイドフリー」チケットを購入。11時40分頃の元箱根・関所行きで出発するが、湯元を通過するまでは渋滞中、その先の宮ノ下も渋滞と表示は出ていたが、さほどの問題もなく通過した。ただ宮ノ下で12時25分、急遽小涌谷駅前で降り近くで腹ごしらえをして、千条ノ滝(ちすじ)を見て浅間山経由で湯坂路入り口を歩くことにした。前回、湯坂路入り口から湯元まで歩いたが、その逆コースの短縮版だ。降車してから驚いた。周囲にはまったく食事処が見あたらない。バス停の脇に一般商店があるが、いいところ菓子を買うくらいだ。(帰りのバス内で分かったが、駅より少し先のほうが賑やかで商店が多かった)水と少しのパンは持っているので行ってしまおうと歩き出す。 バス停の後ろから一般道の坂道(案内は出ている)を登ってゆくと、幾軒かある民家を過ぎる。途中には何本かのモミジがあるが、時季が早いのか今年の天候なのか、今ひとつである。しばらくして左にやや道が下る場所があり、左折して進む。途中には10台分くらいの駐車スペースがある。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 下りきる手前から滝が見え出す。高さは2〜3メートル、幅は20メートルもない細い流れが連なっている滝だった。時刻か天気の具合からか、薄暗い雰囲気の中である。千条の滝と言う名前から想像し、勝手にイメージを膨らませていたので、幾分がっかりもした。数分いただけで滝の反対斜面へ登る。歩き始めから私のザックは妻に背負わし、妻の軽登山靴と泊まり品の入った手提げバッグを私が持ったが、肩掛けを左右何度も換えても持ちづらいし疲れる。小涌谷からそれほど時間の掛からない場所にあるホテルなので、一度寄り、荷物を預けて散策をしたほうが良かった。見晴らしのないジグザグ道に加え、多くが植林された檜林なので、さらに単調になる。夫婦久しぶりのハイキングで、二人ともすっかり疲れてしまった。妻などは私以上に疲れたようで、風景を眺める余裕もない(眺めはないが)ようだ。40分強(下の案内板には30分で浅間山と記載)で宮ノ下への分岐に着く。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ここから5分木立の中を歩くと、草地の明るい浅間山へ到着。陽は差しこんでいるが、上空には雲が多めで二子山のアンテナ群・駒ケ岳なども上半分が見え隠れしている。予報は良いはずであったが、山の天気はあてにならない。6月の時は広い山頂部に多くのハイカーがいたが、午後2時を回って家族連れと数人の2グループが休憩しては消えていった。前回、座り込んでいる人が多く確認出来なかった三角点を見に行ったが、上部が欠けて等級を確認できなかった。当たり前のことだが、緑一色が5ヶ月過ぎ、枯れ模様となっている。永めの休憩をして出発。 ![]() ![]() ![]() 道の両脇には紫陽花の枯れた姿が多く残っており、時季ならきれいだろうと思わせる。来年近くに住んでいれば、紫陽花を見に再度来ようかと話しかける。所々にモミジがあるのだが、赤く染まっているが全体には鮮やかさに欠ける。80メートルほど下ると鞍部に着き、石畳の遺構に沿って登り返すと鷹巣山に到着。浅間山同様、時々青空がのぞくが直ぐに雲で隠れ、雲の切れ間に陽が差す程度である。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 休憩もそこそこにバス停のある湯坂路入口へ向かう。1号線を数十メートル歩けばバス停。しかしチケットが利用できるバスが来ない。この時期では時刻通りにバスが来るはずもないと思いつつ、辛抱強く30分待った。一区間でしかも下り、ホテルへは10分少々で着くはずなため、諦めて歩き出す。小涌谷方面は歩道がなくなり、カーブが多いく車両には注意を要する。10数分歩いたところでバスが通過、待ったほうがよかった微妙な感じである。 小涌谷駅前バス停 12:35(0.13)12:48 千条ノ滝 12:52(0.42)13:34 宮ノ下分岐 13:34(0.05)13:39 浅間山 14:16(0.32)14:48 鷹巣山 15:05(0.14)15:19 湯坂路入口 |
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