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秦野低山 秦野駅〜弘法山公園〜東海大学前駅
平成23年(2011)11月4日(金) 晴  参考地形図 秦野

 案内本には浅間山(196m)は載っているが、地形図には山名の記載はない。権現山(243.5m)も山名はあるが最近の地形図に標高がなく、私の持っている8年以上前のものには載っている。秦野駅前から水無川を渡り右折し車道を県道71号線に向かって歩く。水無川を渡らなくても川に沿って右へ行けば結果は同じ。新常磐橋交差点を左折し、最初の交差点が河原町、直進して金目川に掛かる弘法橋を渡り、100メートル程行くと右側に弘法山公園入口がある。小さな川を渡り案内表示に従って行けば、階段状の登りが始まる。しばらくジグザクの登りが続く。植林された山がが多くなった現在、珍しく自然林の中を歩ける。緩やかになりしばらく行けば、左手に小さな祠が現れる。昔は社殿があったのかも知れないが、今はこの祠だけが、浅間山の由来である浅間神社らしい。
弘法山公園入口 自然林の中の道 浅間山手前の祠


 目の前を数十歩登ると、広い頂の浅間山の端に出る。所々から秦野市街地が眺められる。少し先には東屋風の休憩施設がある。こちらも見晴らしは良い。富士山の眺めがいいらしいが、今日は全く見えない。
祠から先へ登った場所 秦野市街地 東屋のある中心部


 権現山にはやや下り、車道を横切り登り返す。ここには駐車スペースがあり結構駐車している。浅間山への登りと同じように、階段状の道を進むと、正面に八角形?をした二階建ての展望台が見え出す。一登りで山頂に飛び出す。千畳敷と呼ばれたことも頷ける広い山頂部だ。しかし小学生が授業の一貫で来ているのか、やたら多く、広い山頂が狭く感じられた。展望は特に南側から見渡せる市街地がいい。北には大山が眺められる。秦野市観光協会が謳っているとおり、桜が多く、時季には見応えがあるようだ。北隅に大きな句碑らしきものがあったが、確認しなかったが、案内では地元出身の有名人の句碑が公園内・周辺に多いらしい。昔に白山妙理権現が祀られていたところからの名前らしい。
下から見上げる展望台 展望台から見た大山方面 秦野市街


 山頂北隅から弘法山へ向かう。やや下り気味の斜面は、道幅一杯に舗装されている。中央が階段状、両脇が斜面で、本当に公園だと感じられる整備だった。下りきったところで砂利道になり、しばらく平になる。この尾根道を馬場道と言って、やはり桜が多く植わっている。脇には車道があり、車で来ている人もいる。東海大学前駅に下る道があるが、今日は弘法山から東に下り、駅に向かう予定。緩やかに登り返すと弘法山山頂へ出る。まず目に入るのが鐘楼で、すこし離れた左に乳の井戸と呼ばれる井戸、さらに左奥に釈迦堂が建っている。全体に木々が多く木陰がで休憩にちょうど良い。中高年のハイカーが結構目立ち、手頃なハイキングコースとなっている。権現山、弘法山も南山麓にある龍法寺に色々と言い伝えが残っていると、観光協会ページに記載されている。
分かりづらいが鐘楼です 右手が乳の井戸 北隅にある釈迦堂


 下りは意外と急な道で、一部沢状になった場所は上を歩くようになっている。傾斜は10分位で緩やかになる。途中では気がつかなかったが、下る途中でアジサイの株を多く見かけた。四季折々で楽しめるハイキングコースとなっている。数ヶ所で道が分かれるが、どの道を辿っても下へ向かえば、迷うような山ではない。私どもは八幡神社脇に下りてきた。神社の先は住宅街で太い道を下へ、下へと選べば、やがて信号機のある通りにでる。正面には高速と小田急線などが見え出す。交差点を左折し道なりに進み、高速の下を潜れば線路脇を歩くようになる。しばらく歩けば駅に着く。
唯一、秋らしいナナカマド 下りはじめの眺め 八幡神社正面


秦野駅 11:33(0:19)11:52 弘法山公園入口 11:52(0:20)12:12 浅間山 12:20(0.12)12:32 権現山 12:42(0.12)12:54 弘法山 13:03(0.18)13:21 八幡神社 13:23(0.25)13:48 東海大学前駅

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