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箱根路(17) 台ヶ岳(1044.5m)  三角点未確認(標高は三角点)
平成24年(2012)12月29日(土) 曇   参考地形図 関本

 国有林バス亭から上湯方面に200メートル程度行くと、少し古い地形図には記載されている林道がある。今は林道としての役目はなく荒れ放題となっている。車両止めを跨ぎ直ぐに二股になるが、林道としては右に進む。左は歩きやすいのだが、少し先に意味不明のブルーシートを幾つか敷いた平坦地に出る。その先は笹の生い茂る林になってしまい、踏み跡らしきものがない。林道を進むと、ゴミが捨てられた場所を通る。昔林道なので地面自体は歩きやすいのだが、落ちた枝、細い木が塞いでいたりと除けながら進む。入口から3分ほど行った辺りで、左手に木と笹がまばらな、やや広い場所が見える。地図では斜面が一番緩そうなので、ここから斜面に取り付くことにした。林道は台ヶ岳を巻いて行くので、このまま先へ行っても東斜面から登れるかも知れない。
バス停付近からの台ヶ岳 廃された林道入口 直ぐ現れるゴミ


 林道から踏み入ると、笹もなくやや開けた場所となる。以前は何か作業用として機能していたのだろうか。その先は笹が茂っている。箱根竹(笹と載っている場合あり)ではなく、細く、丈も高くて1.5メートル位か。しかし低くても登りでは、結構顔にあたる。今朝方まで降った雨と、以前の雪で地面が湿っており滑りやすい場所もある。しかし笹を掴みながら登るので、急斜面だが息切れをしなくて済む。9寺頃までは陽が射していたが、登り始める頃にはガスってしまう。空、周囲をみても同じ灰色一色で高さの判断がしづらい。
林道から踏み込んだ辺り 笹が密集している場所が多い 完全にガスる前の周囲


 殆ど平坦になると笹が疎らな場所などがあり、その先に大木が見え出す。そろそろ山頂かと思っていると、大木の横の木に台ヶ岳の標識が掛かっている。1044.5mと記してあるが、1050m〜1059mはあるはず。1044.5mは三角点の場所と思う。南から西にかけて多少の眺めはあるようだが、今日は全くない。三角点を見ようと西側一帯を30分歩いたのだが、確認できなかった。山頂から西へ少し行ったところで樹間から箱根湿性花園側と思われる建物群が一瞬眺められたのが唯一。山頂周辺は密生ではないが、大木が多く生えている。下りは登りのルートを外さないようにしたが、どこを歩いても同じようなので、少々のズレは問題ない。
途中の笹の密生 山頂手前の笹の疎らな場所 山頂標識のある場所


林道入口 9:33(0.49)10:22 山頂 11:13(0.25)11:38 林道入口

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