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金時山(1212.5 m) 小山町・箱根町・南足柄市 平成23年(2011)9月14日(水) 晴 参考地形図 関本 金時山へは約3年来てなかった。さらに前、箱根側から登り、足柄峠へ下りたことはある。逆に足柄側から一度登ってみたかった。県道78号を行き、足柄峠を左折し金時山へ向かう。二箇所ほど未舗装となるが、乗用車で問題ない。しばらく走ると通行止めのゲートがある。この辺りで標高約840メートル。ゲート横とわずか手前に駐車スペースが確保されている。両方で30台近く駐車できるだろうか。ゲート手前の駐車スペースには夕日の滝からの道がある。駐車しているのは、私をいれて12台。平日なのに結構多くいる。
![]() ![]() ![]() 十分に車が走れる幅の道は緩い登りで始まる。木々が多く日差しを和らげてくれるが、残暑で朝から湿気が多く気温も高い。理由は分からないが、青いシートを敷いた小さな池らしきものが3ヶ所ある。自然に近い環境を校庭などに造るビオトープにも思えるが。明るい場所に出ると猪鼻砦跡で、ここへも夕日の滝から登ってこられる。標高約960メートル。目の前には三角錘の金時山が大きく見え出す。小山町側にはベンチが設けられ、絶好の休憩ポイントとなっている。秋の草花も陽を浴びて咲いている。雲が多く山頂部だけしか見えなかったが、富士山が眺められる。
![]() ![]() ![]() やや下り気味に進むと、荷揚用の小屋が現れる。ここからが本格的な登りとなる。この辺りで標高1000メートル程度。あと200メートル位を稼げばいい。一息で鳥居を目の前にすると、その先はまた急な斜面に見える。なぜか鳥居の手前には鯉のぼりが飾ってある。暑さのためか、日頃の運動不足か、全くペースが上がらない。私などよりよほど年配の方々が、一定のペースで追い越して行く。既に山頂から下りてくる人たちが何人のいる。
![]() ![]() ![]() 最初の階段には1とテープが貼ってあり、階段は12あるとも記されている。何ヶ所か矢倉岳方面などが眺められるが、やはりスッキリとしない。9番目の階段で山頂まで10分と表示がる。片隅にはベンチが設置されている。11番と12番目は殆ど一つの階段で20センチしか空いていない。最後の階段を過ぎて約5分で山頂である。私を追い越していった人たちが、山頂から戻ってくる。茶屋が見えると何か雰囲気が違う。以前休憩用ベンチがあった、金太郎茶屋と金時娘の茶屋との間に有料(使用料は100円)トイレが出来ていた。登山者の多さを思えば、今まで無かったのが不思議なくらいだ。
![]() ![]() ![]() 休日しか知らない私にとっては、山頂は足の踏み場もない状態ばかりが記憶にあり、登山者が両手で数えられる人数は大いに感激する。茶屋にいると足柄側から登ってくる人が何人もいる。殆どがリタイヤされた方々かと思われる年齢ばかりだ。金時娘さんの話によれば、それでも今日は少ないと言う。また来る人の名前をよくご存じで、何とかさんは今日は来てないとか、話をしていた。登山記念記録には百回以上、数百回以上の数字が並んでいる。ここまで毎日のように顔を合わせれば馴染みになるだろう。私も茶屋に登山者が居ない時間の20分位を金時娘さんと、登山者・秋の草花・娘さんの本などを見ながら色々と気さくに教えてもらった。富士山の山頂も見え隠れが多い。下りでも十人以上の年配者とすれ違う。年配者で思い出すのは、金時娘さんは、さん付けか、お兄さん。お姉さんと呼び、おじさん等とは言わないと言っていた。
![]() ![]() ![]() 歩きながら目に付いた草花を撮りましたが、ピンぼけが目立ちます。 ゲート前 8:04(0:24)8:30 猪鼻砦跡 8:45(0:48)9:33 山頂 10:50(0.29)11:19 猪鼻砦跡 11:25(0.16)11:41ゲート前 |
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