足柄万葉公園〜駿河小山駅・その他
平成23年(2011)8月9日(火) 晴
駿河小山駅へ 所要時間 1時間30分強
万葉公園バス停先の場所に「希望の丘」と碑がある。その脇から万葉公園内に入る。直ぐに万葉集の句碑が連続で立っている。木の間から矢倉岳が見える。自然林の尾根筋を踏み跡通りに進めば、周囲は杉の植林へと変わる。方角は北西に近い。下りになると一部滑りやすい場所を通過する。下りきった先に細い沢が流れており、直ぐに違う沢に架かる丸太4本を合わせた橋を渡る。丸太橋の先は少し下草が生えているが、しっかりした林道となっている。
  
道なりに行くと広い場所に出る。一面コンクリートで覆った所である。奥大沢と言うらしい。右には草が生い茂った細い道があるが、標識通りに左先の太い林道を進む。しばらくして三叉路に出る。左は誓いの丘方面へ2qとあり、右は駿河小山駅と出ている。当然右手に進む。舗装された林道だ。時間的には計測してないため分からないが、「遊女ヶ滝」の案内板が左に現れる。左下へ行った辺りが滝らしいのだが、先を急ぐため行かなかった。
  
その先には右手に「大沢の名水」と殆ど見えない案内があり、細い沢が流れ込んできている。プラ(?)製の樋があるものの、ずれて樋の役目はしてない。あまり名水と思えるような雰囲気ではなかった。全体に舗装はしてあるが、所々では砂利道になり相当傷んで抉れている箇所もある。林道歩きも飽きてきた頃、前方に東名高速上りルートが見え出す。ここが林道大沢線の出発点らしい。高速を過ぎれば山から開けた里山風景の場所にでる。左に青々とした稲を見ながら、緩やかに下って行くと、直進、左折と分かれるが、標識通り左に進み、民家の前を通り過ぎる。東名の下りルートを通過する場所で一般道に出て、左は山北方面へ、小山駅は左に行くが、1qはなかったようだ。右道路脇に「金太郎
猿待ち合い伝説 下谷大沢古道」の案内版が設けられている。10分程度で可愛らしい駿河小山駅に着く。周囲は見えず、ただ暑い歩きであるため、冬か、せめて春先が適している。
  
夕日の滝へ 散策時間 15分
足柄峠手前の地蔵堂左から更に上に車を走らせる。普通車ならすれ違える場所も多いが、全体では山間部の集落へ通じる狭い道路である。車が入れる最奥の場所に駐車場がある。車両が多いときには、臨時の有料駐車場(500円とあったようだ)が手前の道路脇にあった。しかし今日は一台もない。駐車場を出て直進すれば、金時山への登山口となっている。滝への案内に沿って左に行くと、お店の前に駐車スペースがあったが、これはキャンプ場のものらしい。空き地にコンクリートの小さな基礎がいくつか散見でるので、バンガローのような小屋を造るようだ。
  
先に赤い橋が架かっている。(9年前の写真には赤い手すりはない)橋の手前左にテントを張った家族がキャンプをしていた。滝は橋を越え、右奥へ向かう。沢が流れ込んでおり、周囲がひんやりとした木立の中を数分行けば、小ぶりながら滝壺を持った滝の前にでる。案内では23mの落差とあるが、水しぶきが舞う大きさ・水量ではないが、滝音を聞いているだけで清涼感はある。
  
大雄山最乗寺へ 散策時間 1時間
大雄山駅を通り過ぎ、直進する。道は直線に近く徐々に高度を上げて行く。途中で仁王門があり、この先3qが杉並木の「天狗の小径」と呼ばれ、車道と平行に続いている。車で走っただけだが、両側にはアジサイが植えられ、「大雄山あじさい参道」と呼ばれ、時季には見事らしい。十八丁目茶屋、二十二丁目茶屋と大きなお店があるが、道路には駐車出来ず、お店の駐車場に入れて買い物をするしかないようだ。さらに先へ行くと最乗寺の駐車場へと着く。250台は止められると書いてある。隅から三門上部へ下り、本堂等が建っている場所の瑠璃門が潜る。目の前に書院、左に本堂、更に左に開山堂と大きな建物が建っている。奥へ進むと結界門前にでる。御供橋(我々は渡れない)脇の橋を過ぎて結界門を潜る。右の階段、77段を登れば大きな高下駄が飾られている御真殿。御真殿を左に行くか、階段を登らず山道を行けば、奥の院の階段下に着く。息を切らして350段を上りきれば奥の院である。奥の院右には「帰路」と案内があり、階段を下ってはいけないのかも知れない。先に奥の院へ来たため、案内通り奥の院裏手の道を下った。しばらくして右後ろに行く道があり、その先には御真殿の右側に出る。御真殿のわずか手前左下には、不動堂、そのやや下には多宝塔が建っていて、見るべき物が多い。御真殿の左には奉納された大小様々な高下駄がある。駐車場を過ぎ三門へ行く。まだ新しく木の香りがするような気がする。三門脇のモミジは緑だが、他の木々も紅葉時季には見応えがありそうだ。
詳細は最乗寺のホームページを参考にしてください。
           
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