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西上州の山 平成24年(2012)4月25日(水) 晴/曇 オドケ山(1191m) 藤岡市 15年ぶりに来た地域だった。登り口は以前同様に道路が広くなっており、駐車スペースとしている。御荷鉾山(三株山)は東御荷鉾山・西御荷鉾山・オドケ山の三山を総称して呼んだと案内板に記載されていたと記憶しているのだが、すっかり剥落してただの木目を見せているだけだった。登り口からは丸太で階段状にした道となっている。木々の間から山容が見える。落ち葉を踏みしめながらの歩きは久しぶりで、足への感触が柔らかく心地よい。東の斜面をジグザグに登って行く。植えられたカエデ・ツツジの木も10年以上経つと大きくなる。
![]() ![]() ![]() やや北側から山頂へは出る。石の祠が数メートル空けて2ツ並んでいる。細長い山頂だが意外に広く感じられる。木々は芽吹いておらず眺めは多少いい筈なのだが、霞んでしまい、やっと西御荷鉾山が確認できる程度。東斜面に落ち葉で分かりづらい階段状の道が付いていたが、同じ道で下った。登り始めて直ぐに常緑樹が左側に続くが、終わった所に分かりづらいが分岐があった。記憶としてなかったが、以前の記録を見ると、ハッキリと分岐が分かったらしい。
![]() ![]() ![]() 駐車 8:00(0.17)8:17 山頂 8:22(0.14)8:36 駐車 西御荷鉾山(1286.2m)・東御荷鉾山(1246.0m) 藤岡市/神流町 県道71号線をみかぼ高原荘から行った先のT字路正面に、登り口の標識がある。以前は駐車スペースが広くあったように記憶していたが、何の疑いも無く登り始める。帰路で判明したが、前は右折し西御荷鉾山のほぼ南から登る場所だった。植林された桧の中を少し登って尾根に出る。下にもあったが「神流マウンテンラン&ウォーク」と標識及びテープが付けられている。北斜面が自然林の尾根を登る。振り返ってオドケ山が眺められる程度の見晴ししかない。陽が射せば葉がない分明るい。
![]() ![]() ![]() 山頂手前で右に下る道が現れ、やはりマウンテンランの標識が付いている。直ぐに不動明王像が目の前に現れる。正面は南を向いているので、右が見える。先が横長の広い草地の山頂で、本来秩父の山々、赤城山などがよく眺められるのだが、今日は近場の城峰山位までがどうにか見える程度。山頂には年配の男性が居り、地元の山を週に二回くらいの行っていると言う。ツツジの咲いた時が綺麗だと言いながら下っていった。一度戻り、投石峠に駐車して東御荷鉾山へ行こうとしたが、時間もやや早いため直接向かうことにした。ただ帰路に舗装道路を2.4q歩く事になる。
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![]() ![]() ![]() 山頂を東に向かう。山頂の外れ右奥に、以前は穴を掘った所に板を渡したトイレがあった。簡単な屋根も付いていたのだが、跡はあるが、完全に埋めたのか上に木々で覆ってある。直ぐに桧林の中を下るようになる。木製階段が始まり、しばらく下れば右下に舗装道が見え出す。右にはアンテナが出てくる。細い尾根になり出た場所が投石峠。鬼と弘法大師の話から付けた地名らしいが、麓の鬼石町を含んで、話としてはおもしろい。
![]() ![]() ![]() 東御荷鉾山へは峠の先を数十メートル行った場所を左に入る。時々は自然林になるがほぼ桧の中を歩く。最初は尾根歩きではなく、尾根の南斜面をまいて進む。以前は9月半ばを過ぎており、途中にリンドウが数株あったことを思い出す。年配の夫婦が、新緑でもなく、花もないのでまるっきりおもしろくないと言いながら下って行った。尾根に出ると明るい自然林を歩くようになる。陽が陰りはめてきたため、時々薄日が射すくらいになった。緩やかな尾根を登りきれば山頂かと思ったが、さらに先にピークが見える。遠くから見た姿からは分からなかったが。
![]() ![]() ![]() 山頂へ出ると不動明王像の左後ろが見える。不動明王像の左脇にはサルスベリの木が生えている。周囲にはツツジの木が見られるが。像の後ろには上を修復した三角点がある。東御荷鉾山はマウンテンランのコースにはなっていないのか、何の標識も無い。不動明王像の正面(南)には崩れた石段がありので、こちらが本来の参道と思われる。
![]() ![]() ![]() 帰路は同じ道を峠まで下る。ここから駐車した場所まで2q以上歩く。しばらく歩いた辺りで振り向けば東御荷鉾山の手前のピークが見え、奥に山頂があるのが分かった。峠から20分少々、道が大きくカーブし終わった先に以前は無かった大きな鉾が立っている。左脇には不動明王像がある。道の反対側には大きな駐車場まで造成してある。案内板に因れば、山頂までお詣り出来ない方々のため設けたように載っている。平成12年(2000年)建立とある。ここの先が見覚えのある登山口だった。駐車スペースがあり、やや急だが時間短縮になる。
![]() ![]() ![]() 駐車場所 8:47(0.35)9:22 西御荷鉾山頂 9:43(0.19)10:02 投石峠 10:06(0.44)10:52 東御荷鉾山頂 11:11(0.27)11:38 投石峠 11:38(0.36)12:14 駐車場所 桐ノ城山(1042m) 神流町 この山は御荷鉾スーパー林道に出た地点よりやや低い山で、標高が記されてない。みかぼ高原荘を過ぎてスーパー林道に出るわずか手前の急カーブする場所に入口はある。そこには以前と違うが「桐ノ城山 1q 22分」と標識が立っている。乗用車が十分通れる幅の林道だが、途中崩れていたりとか一部悪路に変わっている。杉林の中を結局7分で林道終点に着くが、右から下ってきている尾根となる。やや下り加減に行くと尾根上に木製の鳥居が立っている。
![]() ![]() ![]() 鳥居から先は自然林が多くなるが、植林も神域には踏み入れなかったようだ。一度鞍部まで下がり、登り返す。わずか登った所から殆ど埋まっている空堀跡らしき場所を過ぎる。ここには万場へ下る標識が掛かっている。踏跡と言えるほどハッキリはしないが、適当に高い方へ行くとわずかな登りで山頂だった。中央には石の祠がある。前の時は横の松にしめ縄が付けてあったが、今回はなく、無かった山頂標識があった。木々が密集し展望はない。周囲を歩いたが城(砦)跡とすれば、わずかに遺構を感じられるくらいであった。
![]() ![]() ![]() 林道入口 12:30(0.18)12:48 山頂 12:50(0.18)13:08 林道入口 桜山(591m) 藤岡市 冬桜で有名な場所だが、春にも楽しめる桜を多く植えている。車で行くと入口で駐車代500円を徴収される。入口から400メートル先の第一駐車場に止める。広い駐車場はガラガラで閑散としている。歩きなら入園料はないと思う。歩いている人も疎らである。時季を過ぎ、平日にまして曇っていては仕方がない。時季をやや過ぎたがソメイヨシノは完全に散っていない。結構見応えがあるのだが、曇ってしまい、花が曇り空と同化しスッキリしない。駐車場から山頂へ向かうと直ぐに池がある。日本庭園と記されている。先に進めば尾根になるが、下の道路脇に植えられた桜が良く眺められる。階段が始まる。202段と書かれた案内が脇にある。登り切れば山頂だが、咲いている桜はなかった。また見晴が良いわけではない。山頂近くから上は冬桜が多いらしい。駐車場から山頂まで10分程度。ハイキングコースがいくつかあるが、一周しても大した時間は要さないと思われる。
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